今日の議題:箱について
長い期間、飽きもせず気に入っている箱。
誰かが入っていると、もう1匹が入りたくなるらしいです。
スーさん、短い手でブロックしたものの、空振り。
タイは座り込みならぬ、寝入りこみ作戦へ。
結局このまましばらく2匹は、ぼーっとしてました。
どんだけ、この箱が好きなんでしょ。
話は変わって・・・
昨晩見たテレビのニュースでの特集。
動物保護センターの特集でした。
保護される犬猫の9割が殺処分という事実。
取材中、「飼い猫が子どもを産んで、ウチでは1匹しか育てられないから」と子猫を持ち込む男性。
避妊手術・・・という方法があるのをしらないのでしょうか?
また、紙袋に入れて飼い犬を持ち込む夫婦。
顔にはモザイクがかかっていたけれど、きっと私と変わらない年代だと思います。
受付で係りの人に諭されて、一度は車に戻る夫婦。
でも、奥さんらしき人が「やっぱりお願いします」といわんばかりに再度持ってきました。
センターの獣医師さんに「処分になるかもしれない」と言われても、「ああ、それでいいです」とあっさりと。
首に紐をつけられた犬が係りの人に、引きずられていく風景は、心がナイフで刺されたように痛みました。
・・・・どうしてそういうことができるのだろう。
と、思ったけれど、やっぱり社会の仕組みを変えていかなくてはならないのではないかと思ったことも事実。
実は私、以前より、動物保護センターからレスキューした犬猫を保護・治療し、里親さんを探す団体さんに、僅かながら、寄付等しております。
必要な備品や募金などでのお手伝いにとどまってしまっているのが心苦しいのですが・・。
本当は、善意のみでやっているボランティア団体なんて必要のない社会になればいいのに、と思ったりします。
そういう類の団体が不用ということではなく、本来、行政がやることなのではないかと考えるので。
動物愛護法なんて法律を作っても、現実がこんなものでは意味がないのではないだろうか。
・・・そんなこんなを思う日々です。