昨日、

地下鉄に乗って帰ろうとしたときのこと。

 

その前に、食事を兼ねて軽く飲んでいて(私はビールをコップに2杯とハイボールを一杯)

お昼を食べてなかったので、けっこうたくさん食べてしまって

お店を出たときすでに「しんどいなぁ」と思っていたので

地下鉄が来るのを待っている間、ちょっと座り込んでいたんですね。

 

電車が来たので立ったそのとき、

全身麻酔をかけたときに感じたみたいに

めまいじゃないけど、わぁぁぁぁって頭がぐるぐるっとして

「あ、やばい、やばい・・・」と思ったまま

倒れ込んでしまったようです。

「ようです」というのは、しばらく意識を失っていたから。

いわゆる「失神」ってやつ。

気がついたら、地面にへたりこんでいて冷や汗でぐっしょり

夫に抱きかかえられていました。

 

息も絶え絶えで、過呼吸かと思ってしまったけれど

しばらくすると落ち着いてきたけれど

顔を上げるとふらっとするので、何本か電車を見送って。

「がんばってみる」って立ったら、やっぱりだめで、そのあと猛烈な吐き気。

たまたま持っていたビニール袋に吐いてしまったら・・・・だいぶ楽になりました。

 

症状から調べてみたら「起立性貧血」っていうのみたいで

睡眠不足や疲労、ストレスやアルコールなどから引き起こされるみたいで

まぁ、状況的にぴっったり。

このところ、仕事も忙しくてゆっくり休むこともできなかったので

やはり無理はいけませんね。

 

そんなことがあった週末。

 

コロナは増加傾向だわ、地震は多いわ、不穏なできごとが続く師走の空を眺めて

自分も、自分の大切な人も、健康で

大きな災害に見舞われることなく過ごせることの幸せがどれほど尊いものかを実感していました。

 

アメブロでも、スピリチュアル系のブログがたくさんあります。

災害を予言するような内容で、注意を促すものもあれば

幸運を呼び込むための気持ちの持ち方を示してくれるものまで、さまざま。

 

私は、神さまとか仏様とかの存在は、

自分とは別のところにあるのではなく(なにかを教えてくれるものではなく)

自分の心の中にあって、それを信じることで自分の支えになってくれるものだと思っています。

だから、

「神のお告げ」的なものは基本的には信じていないけれど

でも、地震が起こる、ここが揺れる、注意しろ、そんな内容を見ると

やはり気にはなりますよね。

けれど、気にしたからと言って避けられるものではなく

家に水や食料を備蓄していたとしても、外出先で災害に遭えばどうしようもないし

まして、津波で流されてしまえば、どんなに備蓄したってそれは役立たない。

結局は「気をつけようがない」として思えないのです。

ここが揺れるあそこが揺れる、といっても、日本は地震大国なんだから

震度1くらいの地震だったら揺れない日の方が少なくて

それを「やはり」と言われてもなぁ・・・。

じゃあ、みなけりゃいいだろって話ですが、そこはそれ、人情として気になるのですよ。

 

でもまぁ、思うのは

おなじスピリチュアル系でも、不幸な出来事を「予言」して注意を促すものよりも

ときとして沈みがちになる気分を、前向きな考え方へ導いてくれる方が

結果として「幸せ」になれるような気がするんです。

 

少し前に

「これからあなたには良いことがたくさん起こります」って言われて

「そうなんだ、ラッキー」って考えられる人は、必ず良いことを引き寄せますっていうのを読んで

なるほど、たしかに。って思いました。

自分がどうも、「考えすぎ」なところがあるのでよけいに。

 

いずれにせよ、なにごともなく日々を過ごせるのは幸せなことですよね。

ありがたいことです。

「素直」「感謝」「謙虚」

その気持ちを忘れずに日々生きていこうとは思っているのです。