昨日は、ひさしぶりに神戸へ出かけました。

 

だいたいノープランで、とりあえず行く「町」だけ決めて

あとは着いたときの気分で行動するのですが

昨日も、神戸でどこへ行くとも考えず、とりあえずJR乗ったって感じで。

 

三宮に着いて、ちょうど良いタイミングでループバス(観光用の巡回バス)が来たので

それに乗り、ほんとうに久しぶりに北野異人館を巡ることにしました。

 

神戸へはこちらに来てから2~3回行っているんだけれど

旧居留地あたりか元町の中華街を散策していて

北野は・・・えっといつぶりなんだろう?

 

バスは途中、北野工房のまち、と言ってNHK神戸前にあった北野小学校の跡地を活用していた

体験型商業施設があって

そこは昔、ジャニ勉で丸山くんがレザークラフト体験で小銭入れを作った場所。

私も行って作ったのがコロナの前だから、少なくとも4年以上前。

だいぶ傷んできたしまた作りたいなぁなんて思っていたら

去年の12月23日で閉館してた・・・・

(管理会社が変わったせいらしく、改修してレストランにするらしい)

 

そしてバスは異人館前に到着。

異人館と言えば「風見鶏の館」だけれど、現在修理のため休館中。

どこいくー?と考えて、山手の方(うろこの家など)を見学することにしました。

急な坂道を上って登ってようやくたどり着いて

いくつかの異人館(有料)を見学し、うろこの家展望台から神戸の町を見下ろし

坂道を下っていくと、風見鶏の家の前に到着。

 

んん??このへんってもっと賑やかでなかった??

そういえば、ここに来るまでも空き家とかテナント募集中の建物とか

やたらに目についたけども

え?もしかして、一時と思うと寂れてる・・・?

 

なんだろう?

ブームの去った清里駅前を連想してしまうような閑散とした町だった。

土曜日なんだよね??

 

今は春節で中国からの観光客もたくさん来日しているはず。

もちろん、欧米からの観光も含め京都がいちばんの人気だけれど

それでも心斎橋あたりを歩くと、日本語より中国語のほうが聞こえてくるような有様なのに。

そうか、そういう観光客は「西洋もどき」の異人館ではなく

元町中華街とかそっちに行くのかな?

それとも神戸自体魅力がないのかな・・・・なんてことを思いながら

 

坂道を下り、生田神社をお参りしてご飯食べて帰ってきたんだけれど

学生の時とか

京都から遠出のデートと言えば神戸だったりしたし

卒業してからも異国情緒を味わいに北野異人館を訪れて

そのころの賑わいを知っている私としては

やはり寂しさを感じずにはいられない。

 

人気の観光地なんて時代とともに変化するから

ブームが去ることも仕方ないのかも知れないし

閑散としていたのはたまたまで、普段の週末はもっと賑わっているのかも知れないけど

 

北野工房のまちが飲食店に変容するとか

やっぱり時代のニーズが変わったのかな、と思ってしまう。

 

変わるもの、変わらないもの。

 

ノスタルジーに浸って「昔」のままを求めるのも違うように思うし

時代の流れなんだな、と思いながら神戸の町を後にしたのでした。