先週の事ですが、お彼岸に行けなかったお墓参りに行って来ました。
益子から国道294号、50号のルート。
このルートは混むのであまり使わないのですが、たまにはという事で通ってきました。
で、やはり混んでました。
でも渋滞していると満開を迎えたサクラをゆっくり観られます。ちょうどそういう場所に停まればね。

いつもの道を通ればもう佐野市内というくらいの時間がかかって道の駅「思川」着。
休憩です。
込み合った店でどこかで食べようと弁当などを仕入れてからちよっとあの豆汽車の様子を見に行ったらちゃんといました。



でもなんか寂しそう。
だってこの広場、店内の混雑が嘘のようにだれもいません。
あたりの桜は満開だというのにここの桜はつぼみで、隣のミニ遊園地の遊具もシートをかぶっています。
なんだかこの一帯だけまだ冬みたい。

そして弁慶号自体もだいぶ疲れが出ていました。



前に訪れたのが12年前でその時には色褪せ程度だっったのですが、その後も手入れされていなかったのかなー。

 


誰もいなくてちょうどよいからひとりぼっちでかわいそうなのでここでお昼にしてあげました。
(この前いつ来たんだっけと調べて12年前だと判明して驚いたというのもひどい話)

昼休みを終えてお墓のある集落に向かったらその入口の土手の桜がみごと。



思わず車を停めちゃいました。
だってここの桜花を見た記憶がなかったから。
ここに桜があることは知ってました。小さいころ叔父から昔植えたんだよという話は聞いていたし、この川で雷魚を釣ろうとした事なんかもあってこの木の下でゴソゴソやっていたことなんかも。
でもその木が桜だと意識したことはありませんでした。だってここを訪れるときは葉っぱが茂りセミが鳴いている頃か、枝に赤城おろしが吹き付けている頃ばかりでしたから。

なのでじっくり堪能。




ここも誰もいません。風景ひとり占め。(あっ、saiさんがいたっけ) 絶好の花見場所です。辺りは田起こし前で寂しい風景のはずなのにほんわかしています。
弁慶号も桜をバックにしていたら違って見えたのでしょうか。



さて、花見も終わってやっと本題のお墓参りです。

と、したら、お墓の横の渡良瀬川土手の桜も見事。



で、お参りはちょっと後回しにしてまた花見。(ばちあたり?)

ここの桜は知りませんでした。
いや気づいていませんでした。

この場所は近年(と言ってもずいぶん前ですが)改修された所で、私が子供のころには桜はありませんでした。
植えられてからも花を見ていなかったので桜と認識ていなかったのですね。
ここも誰もいないのでゆっくり観桜。


お彼岸の頃なんやらかんやら忙しかったのは、もしかするとご先祖様がこの風景を見せたかったからなのかなー。