またしてもと言うかいつも通りと言うかですが、1ヶ月くらい前の事です。
もうすぐ3年ぶりの陶器市という頃に益子焼共販センター入口の店舗で改装工事が行われていました。
そこはずいぶん前にコンビニとしてオープンしたものの長続きはせずジェラート屋になっては長続きせずラーメン屋になっては長続きせずと派手に開業してはいつの間にか閉じていてしばらくすると次のを繰り返しているところでした。
改装が始まったころはまだ何の店か判らなかっったのですが、4月の26日に看板が上がって甘味処と判明しました。
なるほど、陶器市(29日から)に合わせて開店かと思いつつ張り紙を見たら「27日オープン」とあるじゃないですか。
えっ!明日?もう日が暮れるというのにまだ工事やってるよ。間に合うの?

という感じで開業したのが「甘味処 鎌倉」です。


(撮影したのは陶器市が終わって落ち着いてからです。以前の店舗はグーグルストリートビューで見られます)


甘味処というから普通の和菓子店かと思っていたら「わらび餅専門店」の様ですね。
わらび餅なんてそんなに需要があるのかな。ダイジかなー。としたところ、この店は地元対象ではなく観光客対象のフランチャイズチェーンの様ですね。
「わらびもちドリンク」なんておっしゃれ~なものを手に観光地をそぞろ歩きを狙っている様です。(今回の陶器市では食べ歩き禁止だったのでしょっぱなから当て外れ?)

さて、そのわらび餅ですが、はっきり言って過去に食べた記憶がないんですよね。なんか馴染みがない。
似たようなものは子供の頃に食べてはいましたよ。片栗粉と砂糖を混ぜたものに熱湯をかけてドロベタにしたもの。いわゆる「くず湯」ですね。冬に食べると暖まるのですがそんなにうまいものじゃない。
川崎大師名物「久寿餅」も食べたことがありますが・・・・・・。
てか、関東地方では「わらび餅」ってそんなにメジャーではない様に思えます。ずいぶん前に「移動わらび餅売り」のお笑いネタがありましたがピンと来なかったし。

てな訳でずいぶん遅れて買ってみました。



10個入りで1200円。ちと高くねぇ?
黒蜜は別売りで110円。普通無料でついてくるもんじゃねぇ?

開けてみればきな粉だらけ。



いしげ団子みたいだねぇ。


掘り出してみれば1個が結構デカい。



味は、うん思っていたよりは美味しい。
わらび餅自体が甘いんですね。
なので黒蜜無しのほうがいいかもしれません。別売りにしていたのはそういう事なのかなー。

saiさんはもういいやと言っていましたが、私は誰かがお土産に持ってきてくれたらうれしいな、という感じでした。

ちなみにきな粉が大量に残ってしまったのであべかわ餅にしました。



皿にきな粉を敷きつめ、その上に切り餅を乗せてレンチンした手抜きあべかわですがきな粉自体も結構美味しかったので残すことなくいただけました。

ところで最近わらび餅ってはやり始めているんでしょうか。
テレビで「わらび餅」ののぼり旗を出している店をよく見かけるような気がします。
でもそんなに需要に答えられるほど蕨が採れるのかな。
確かに益子でも蕨は結構生えているし、じゃ家にもなんて軽い気持ちで植えたりするとあっという間にワシャワシャと増えて手に負えなくなる危険植物だけど、だからと言ってその根からジャガイモみたいにでんぷんがいっぱい採れるわけではない。
なのでサツマイモからとったでんぷんやタピオカを使っているわらび餅も多いとか。
タピオカがはやると不況になるという話があるけど・・・・・・。