先週まで30度越えで寝るときなんかエアコンに夏掛けだったのに彼岸になったとたんに気温半分とは夏掛けだけじゃ凍死するわ!

こうなるとついこの間までの暑さが懐かしいね。
特に暑かったのがほんの1か月ほど前。
横浜の旭区役所から栃木の足利市役所へと役場のはしご。
横浜から足利へ鉄道ルートはふたつ。
JRと東武鉄道ですね。
う~むどっちにしようかなー。

で、悩んだ末に選んだのが。



そう、東武です。
栃木県東部の者にとっては東武はちと縁遠いですからね。
浅草から乗ったのは何年前かなー。

「りょうもう」も一部リバティになったのですね。
乗ったこと無いから嬉しいやら寂しいやら。

浅草では待ち時間が45分ありました。
なのでちとその辺をブラブラ。
いや、アッチイ。
それなのに人いっぱい。みんなコロナ忘れて元気だねー。
人力車ってエアコン付いてたっけ?

暑さから逃げるように特急に乗り込んで小一時間。
涼しげな栃木の懐かしい田園風景が開けてきました。



そして市駅着。



じゃなかった。

足利市駅着。



足利市駅から足利市役所までは2Kmもありません。
なのでブラブラ歩いて行きます。
足利市駅は渡良瀬川のほとり。
まずは駅前で弁当買って土手の涼風もとお昼にしましょう。

と、もくろんでいたのですが、一歩車外に踏み出したら。

ブアッチィ~~!

思わずフラフラとタクシーに乗り込んでしまいました。

帰りは意を決して歩きます。
JR足利駅まで1Kmちょっとですが鑁阿寺の脇を通るので寄り道。



だれもいませんなー。

チョロッとお参りしたら駅へ。

途中で「古印最中」か「かなふり松」でも買って帰ろうと思っていたのですが、店がみんな閉まっています。
月曜だから?それとも暑さのせい?
そして誰も歩いていません。
店がやってないから?暑さのせい?

県道に出ても動いているのは車だけ、という状態。
グワ~、という感じで歩いていましたがしばらくして道路反対側は日陰になっていると気づいて渡ります。暑さでボケ始めているかな?
歩を進めてさすがにそこはと思われた駅前も無人。



大きく「PHS」と書かれた看板といい、なんだか異世界に迷い込んでしまったような。

救いを求めるように駅舎に入れば、多分効いているであろう冷房のついた待合室に人がいました。
でもみんなうつろな目。
私もその仲間に加わります。
酷暑強行軍から生還。彼岸へ渡らずにすみました……?


ああ、あの暑さが懐かしい。