ちょいと前の事です。貧相ではありますが、イチゴが旬を迎えました。



ほったらかしの植えっぱなしなのでこんなもんですが、「とちおとめ」です。
味はそこそこなのですが、この状態なので家族は見向きもしません。一人でいちご狩りを楽しんでいます。

ところで、このイチゴですが、2年前はこんな姿でした。



悪くなってしまったものをグヂグヂとつぶしてプランターに撒くと言うか擦り付けたら芽がいっぱい出ました。

その中から威勢の良いものを選んで移植。



これで翌年春にはと目論んでいたのですが、冬に土が凍結(霜柱?)してほとんどの苗の根っこが切れてしまいました。
生き残ったものも元気なく、結局昨年は葉だけでした。



で、昨冬は発泡スチロールの箱に入れて夜は蓋をして凍結を防ごうとしたのですが防ぎきれずにやはり凍上。
でも株が大きくなった為か根が切れる事は無く、4月初めに花をつけてくれたのでした。




今年はもう少し世話をしてあげよう。

もう一つ今年世話をしてあげようと思っているのがこれ。



トマトです。

これも今年春先にもらった時にはもう潰れてカビが生え始めていた物をやはりプランターにグヂグチと散らしたものです。
そしたらしばらくして芽が出たのですが、イチゴと違って図体がでかいだけにワシャワシャと。



おっと、違った。
ワシャワシャと。



1か月もしたらプランターがトマトの苗だらけになってしまったので90%くらいを鋏でジョキジョキ切って間引き。



そしてその中から3本だけ選んで植えてみました。



さてさて、どうなる事やら。

ところで、この様にちょっと撒いたらワシャワシャ出てしまった、で困るのが「間引き」ですね。
困るというよりは悩むでしょうか。
いや、残すものを選ぶのにはさほど悩みません。元気がいいものは一目瞭然ですからね。
問題は間引きされる苗が「せっかく出てきたのにかわいそう」です。
よく、たねの撒き方で「ふたつぶ撒いて元気のいい方を残す」というのがありますが、私の場合はたいてい「元気のない方を他の場所に移す」になっちゃうんですよね。
で、倍に増えちゃう。(^^)
まぁ、結局は移した方は元気のないままというのが多いのですが。
ところが、今回のトマト。
とにかくびっしりと出てしまってもう「移す」の域を超えてしまいました。
そして、どうしよう、どうしよう、と悩んでいるうちに苗たちはどんどん大きくなってしまったので、意を決してジョキジョキ。そして2週間後に3本選んで、となった次第です。

ちなみに選ばれなかった苗たちはそのままにしているのですが、しばらくしたら選んだものより元気そうになったのもいます。



この先、自然淘汰で競争に打ち勝った強いものが残るか、共倒れになるか。
う~む。これはこれで酷かな?