前回のタイワンリスと思われた動物。

ニホンリス

これはどうもニホンリスみたいです。

ニホンリス

一方、タイワンリスはこんなの。

タイワンリス

これは鎌倉にいたやつですが、似てますよね。

私はリスというと茶色くて黒いシマがあるやつを思い浮かべてしまいますのでてっきり。

いずれにせよ、益子でリスを見たのは初めてです。
何処から来たんだろう。ニホンリスは松林を好むそうですから、かつて益子の山はアカマツだらけだっったのでその頃はいっぱいいて、その生き残りかな?

それがこんなに似ているのに出自の違いで保護対象だったり駆除対象だったり。
タイワンリスも人が持ち込んだのではなく、島伝いに泳いできたとか、リス家族が流木に乗って流れ着いたとかだったらどうなのでしょう。
北海道の島には樺太を南限とする植物が生えていて、これが自生なら保護するけど持ち込まれたものなら引っこ抜かなきゃならないとかで悩んでいるなんて話を聞いたことがあります。
会社のあじさいの根元にはいろいろな雑草が生えていて四季それぞれに楽しませてくれます。例えば半夏。いわゆる烏柄杓ですが、これが咲くといよいよ夏だなー、とか。カラスつながりでカラスノエンドウ。これも結構はびこって大変なのですが、この様なマメ科の植物は空気中の窒素を植物が使えるような形にして土に含ませてくれます。
そうなると「これは残してあとはバッサリ」なんて収受選択が。
結局は増えるも無くすも人の都合なんですよね。
家でも外来種のジャガイモやサツマイモを育てて在来種の雑草を引っこ抜いてます。

これって、人間のそういう習性を利用して生息範囲を広げようとする動植物の自然な知恵なんですかねぇ。