境界性人格障害(ボーダーライン) 魔女タイプ3 | ヒプノセラピー|催眠療法 ちょっとだけ心の悩みが軽くなる話

境界性人格障害(ボーダーライン) 魔女タイプ3

魔女タイプの母親を持つ娘を守るすべは何でしょうか?


大人である夫が、この魔女からの挑発に散々苦しめられ手がつけられないくらいなので、
娘がこの魔女からの挑発にどう対処していかなければならないか、
を考えると悲劇的になります。



出来る事は、娘を攻撃する場面に居合わせたら、父親が反論してあげる事です。



でも、その結果、娘は母親の味方をするリアクションをとるかもしれません。
それは、娘が母親に絶対服従を余儀なくされている環境にいるので、
反射的に、自分を守ってくれた父親ではなく、
自分を攻撃していた母親の味方をとっているだけだ、と考えられます。



ですので、そのようなリアクションをとった娘をかばうのがばかばかしい、
とならずに、継続的に、魔女が娘を攻撃している場面に居合わせたら、
「そんなきつい言い方することないだろ」
と魔女に反論し、娘をかばっていく必要があります。



それをしないで、見て見ぬ振りをしてしまうと、娘はこう感じます。



「パパは自分の事をかばってくれなかった」と。



「パパから見捨てられた」
と感じてしまうしまうのです。



娘に買ってあげたおもちゃや英語教材を、魔女は頭ごなしに否定したとき、
魔女に言われっぱなしではなく、娘をかばうために立ち上がるのです。
魔女に対し、勇敢に反論することで、娘は、



「パパが味方してくれた、守ってくれた」



と感じます。
そして、娘は、その英語教材を魔女に隠れて使いつづけるでしょう。



娘が
「ママが友達のところへ行っちゃダメと言われた」
と何度も言ってきたら、
「そうなの」
と聞き流すのではなく、
父親は、その魔女に立ち向かっていかなくてはならないのです。



もし、「そうなの」と聞き流し、
魔女に立ち向かうことを面倒と感じ何もしなかったら、
娘はこう感じます。



「パパから見捨てられた」



娘から
「パパ大嫌い」とか
「おじさん」とか
「パパはもう家族じゃない」
とか言われても、
娘を魔女からかばってあげるのです。



そうすれば、娘の意識には「あのとき、パパがかばってくれた」
という記憶が残り、娘がパパの所に戻ってくる時が必ずきます。