内観 | ヒプノセラピー|催眠療法 ちょっとだけ心の悩みが軽くなる話

内観

内観とは?

内観とは過去から現在までの自分の人間関係を相手の立場にたって反省することです。
そして、まず無理のない限りにおいてお母さんに対する自分を年齢順に調べます。
調べ方は、お母さんからしてもらったこと、自分からしてかえした事、迷惑をかけたことを具体的に思い出してその時の自分はどうであったかをみるのです。
お母さんの次はお父さん、兄弟姉妹、妻や夫、などと反省していくのです。
このようにしてこれまでの自分の生き方を見つめ、ありのままの自分、真実の自己を発見し、それによって悩みや苦しみを解消し、人格の成長を図ろうとするものです。
この内観法を始められた、吉本伊信さん(既に他界)というお方は、内観研修所を作り、そこでは、朝の5時から夜の9時まで部屋の隅の屏風の中に座って、この内観をします。
1時間か2時間ごとに面接する方が各部屋を回り、これを約1週間続けます。
もちろん、一度反省したからそれで終わりではなく、家に帰ってからも毎日少しでも時間をとって内観するように言われております。
これが内観法の概要となります。