忠臣蔵46+1 レビュー | 乾坤一擲

乾坤一擲

ラノベ、アニメ、エロゲなどのレビュー

評価:S






寝食を惜しむほどの面白さだった

めちゃくそ面白かった。
これからどうなるんだろう?とか、黒幕の正体は?主人公がこの時代にいる意味は?とワクワクしながら楽しめたシナリオ
物語の締め方も個人的には良かったと納得しています。
こういうのを待っていたんだよ僕は


忠臣蔵ってジジババの見てるドラマで聞いたことあるけど知らない。
てかなんなの?そのマイナーチョイスwwwまじウケるんですけどwwwwww

・・・ちょと気になるし体験版やってみよ(カチカチ)

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

ぼく「予約したでござる」

ってなったくらい面白いのでぼくみたいな余計なこと考えないでちょっと軽い気持ちで体験版インスコしてプレイしてみてください

エロゲユーザーならこの名作をどうしてプレイせずにいられるであろうか?

体験版で1章がまるまるプレイできるので体験版だけでも楽しいので本当おすすめです





忠臣蔵とは

今からおよそ300年前(1702年、元禄15年12月14日)、お江戸で仇討ち事件がありました。
 場所は両国は松坂町、回向院裏の「吉良邸」。播州赤穂浅野家の浪士四十七名が吉良上野介の屋敷に討ち入り、その首級を挙げたというおなじみのお話

事の発端は元禄14年3月14日勅使饗応の儀式の最中、
江戸城中「松の廊下」において、
勅使饗応役の大名で播州赤穂(兵庫県)五万三千石の殿様、浅野内匠頭が、
儀式儀礼を教える指南役の高家筆頭・吉良上野介(きらこうずけのすけ)に切りつけた為におこりました。

 「この間の遺恨覚えたるか」と刃傷に及びました

吉良上野介は死ぬほどの大事には至らなかったのですが、浅野内匠頭は即日切腹、吉良上野介はお咎めなし。喧嘩両成敗の鉄則に反したばかりに、この日から1年9ヶ月の一大ドラマが展開することになるのです。




ちなみに

勅使饗応役…江戸時代に天皇・上皇・女院より派遣されて江戸に下向してきた使者(それぞれ勅使・院使・女院使)を接待するお役目のこと

江戸城中で刀を抜いたら死罪確定らしいです。






シナリオは全5章。
1章あたり10時間ほどかかります。


【1章】
江戸時代にタイムリープしてしまい戸惑いながらも流されていく主人公と、
忠臣蔵の主人公であり赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助を中心に展開していきます。

忠臣蔵ってこういう物語なんだ、とユーザーにわからせるよき導入。

仇討成功のあとに辿る運命の章


【2章】
タイムリープだけでなく忠臣蔵の世界をループしてしまった主人公と、
江戸急進派(家老の大石とは別の主張をしているグループ)のリーダー堀部安兵衛の物語。

忠臣蔵は仇討の物語であり、仇討=江戸幕府に弓引くものとして最後は赤穂浪士46人が切腹という決末を迎えます。

前回の経験を生かして、主人公がその歴史を変えようと1章とは違った江戸を中心にして足掻くお話。

【3章】
2度の仇討ちを成功?させたが仲間を助けることができず心が折れてしまった主人公と大石内蔵助の子息・大石主税が共に手を携えて成長し、忠臣蔵を駆け抜けるお話。

主税と主人公が協力し、元の時代に初めて帰ろうと奮起するシナリオ。

【4章】
一度は元の時代に帰った主人公と、
前3章では敵であった吉良家家人の清水一学(中身は同じくタイムリープしてきた子孫)の物語。

忠臣蔵の赤穂浪士たちは本当に正義か?善か?

吉良家の立場の清水一学とだから垣間見ることのできる吉良家から見た忠臣蔵を独自の解釈なんかも交えつつ忠臣蔵の真実に迫っていく

【5章】

なにが正しくて、なにが間違っているのか

そして諸悪の根源とは?

赤穂浪士46+1人は巨悪を迎え、討つ。

新約・忠臣蔵ともいうべき外史完結。

今までの伏線のすべてをここに置いてきた・・・



まとめ

最近のエロゲはシナリオがつまらない、と嘆くユーザーにおすすめ
買う気おきないなら体験版やって・・・タダだから・・・・・・

あとこれヒロインといちゃいちゃするようなゲームじゃねえから