2019年2月19日に放送された世界仰天ニュースで、エホバの証人の2世問題が取り上げられていました。
既に多くの人が記事にしておられますが、僕も内容をまとめて感想等書いていこうと思います。

==========以下放送内容==========
日本には信教の自由がある。
しかしその教えが今の生活に合わないこともある。


いしいさやさんの宗教はこのようなものだった。

「悪い人たちが滅ぼされて、神に従う人たちが永遠に生きられる楽園がくる。
だから聖書に書いてあることを学びみんなに伝える必要がある。」


彼女の母親は、ママ友からの誘いで入信した。
父親は、信者ではなかったが反対もしていなかった。


その宗教では、
週に3回の「集会」、土曜日には「奉仕」と呼ばれる布教活動があった。
奉仕では、訪問先の人から断られることがほとんど。
しかし幼い子供が
「もしよかったらパンフレットをお時間あるときに読んでみてください」
というと、仕方なく受け取ってくれることも。

また、その宗教にはやってはいけないことが多くあった。
・クリスマス
これは異教のお祝いとされた。彼女のもとにサンタクロースがやってくることはなかった。

・漫画、アニメ、テレビ、ゲームなどの娯楽
これは聖書の勉強がおろそかになるため原則禁止であった。
唯一の彼女の娯楽は読書であったが、その内容に関しては母親のチェックがあった。
魔法やファンタジーは「邪悪」とされ読むことは禁止された。

・応援合戦
「争いを避けなければならない」という教えのため、禁止された。

・校歌斉唱
これは偶像崇拝にあたるとされた。

学校のみんなの前でできないことを行わないことは良いこととされた。

・クラス委員長を決定する投票
政治的中立という教えのため、禁止された。

・「世の人」との不必要な交友
信者でない人は世の人、世の子といわれ必要以上に仲良くできない。

学校の友達に「遊びにこない?」と誘われたさやさん。
母親にそのことを勇気を出して言ってみた。
彼女はもちろん「だめ」という返事がくるものと思っていた。
しかし母親の答えは「いいよ」。
彼女は友達の家で楽しい時間を過ごして帰宅した。
すると母親は開口一番「楽しくなかったでしょ。世の子と遊んでも楽しいわけないよね。」
そうして彼女は人との関わりをさけていった。


彼女の唯一の救いは母方の祖父であった。彼は母親の宗教活動に反対していた。
集会がある日にやってきて、彼女を遊びに連れ出してくれた。
しかし中学生のときに他界してしまった。

その宗教では冠婚葬祭のスタイルも違った。
母親の妹は、合掌やお焼香をあげないことに対して怒った。
そんなことはしょっちゅうあった。


高校時代、彼女は多くの時間を図書館で過ごした。
そこで男子と仲良くなって交際を申し込まれた。
しかし、信者でない人と付きあうことはもちろん、結婚するまでキスやハグも禁止されている。
母親は禁止行為を行わないよう生活を厳しく管理し、携帯のチェックまで行った。
それは遊びにいくことやメールもできないことを意味する。
それで彼女は交際を断った。


ある日奉仕をしていると2世信者が、
「だめなことたくさんあって大変じゃない?私もやめたいと思っていた。でもそうすると全部無駄になってしまう。」
といった。彼女はこの宗教のために一生をささげるのかと思った。
ある日読んだライトノベル、それには母親が信じる宗教がでていた。
それを読んで、昔からおかしいと思ってきたことを、他の人もおかしいと思っている、ということを知った。

そして彼女は行動に出る。

母親「さやちゃん、集会行くよ」
さや「行かない、行きたくない。全部嫌だった、奉仕も集会も学校のふるまいも」
母親「嘘でしょ、全部さやちゃんがそうしたいって、さやちゃんの意思でやってきたじゃない。
楽園に行きたいって頑張ってると思ってた。お母さんと楽園で暮らすって。」

彼女は母親を慕い、愛されるためにしたがってきた。
しかしそれをやめた。
それ以来母親は、集会に行かなくても何も言わなくなった。


専門学校に進学し、「普通」の友人と「普通」の遊びをした。
しかし、なにをしていても教えを破ることへの罪悪感が彼女を苦しめた。


そんなとき、心の思いを書き出すと楽になるということを知った。
絵が得意だったこともあり、自分の体験をマンガで書くようになった。
それが多くの反響を呼び、今に至る。

家族とは今も良好な関係であるという。

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以上が放送内容でした。


じゃあ感想を!

とにかくリアル!!!奉仕の感じとかリアルでした。
今はちょっと変わってきてたりしますけど、もう、リアルで。
僕もおんなじように奉仕して、お菓子をもらうこともあったような。笑

集会が週に3回って紹介されてましたね。懐かしい。
今考えると恐ろしいな~。

学校生活について。小中は地獄でしたね。
先生に証言するのとか、辛かった。
なにより友達と違うっていうのがほんとに辛かった。

友達としっかり遊んだのは高2が初。
ブログを書き出したのもそのころだったかもしれませんね。

恋愛のところも「うんうんわかる、ほんとそう。」って感じで見てました。
いろいろ思いだすと懐かしいなあ。

でもさやさん、すごいなあ。よく親に言えたよなあ。
僕なんてずっと言えず。。。今に至ります。

できれば体罰のところとかも取り上げてほしかった。とかね。
いつか、両親とも熱心な信者バージョンとかもやってほしいです。
いっそモデルになりてえwwwww


まあ!いずれにしても!
世間はあまり知らないであろう2世の事実について放送してくれてありがとうございます。
なによりいしいさやさん、ありがとうございます。
という感じでした。



そういえばこないだ、日帰りで旅行にいってきました。
日曜日の集会を休んだので怒られましたw
で、夜に大学の友達と飲んだんですけど、
親の宗教のこと、禁止されていること、などなど全部話しました。
そしたら、宗教は違えど元おんなじ境遇の人もいて、、、
それにみんな親身になって聞いてくれて、
ほんとにうれしかったです。
また、距離が縮まったような気がします。

みんなありがとう。



今回は超絶長文になってしまいました。
これからもよろしくおねがいします。

 

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