有名なマシュマロ実験をご存知でしょうか?
こどもにマシュマロを与えて、お母さんが帰ってくるまで食べないように指示しました。
約束を破って食べてしまう子と約束をちゃんと守って、食べない子の高校、大学の成績まで調査しました。
すると、約束を破ってしまう子は、大人になっても学業では成績がでずに終わりました。
一方、幼少期でもちゃんと約束を守る子は、有名大学に進学していきました。
これは事実ですが、こどものときに、将来が決まってしまうことを示す実験で、英語の教科書にも掲載されるほど有名な実験です。
アリとキリギリスという有名な寓話があります。
実は続きがあって怠け者のキリギリスは、勉強熱心なアリに助けてもらい、命拾いしたあと、アリたちに丁重にお礼をいって立ち去ります。
しかし、また働かずに遊び呆けて、次の年も次の年もアリに助けてもらいましたとさ。
めでたし、めでたし。
先生を長くやってると、勉強する子、勉強しない子、2通りいます。
それはそれで分けて、対応します。
同じ年齢でも、同じ性格ではありませんから。
勉強タイプにはどんどんやらせます。
不勉強タイプは、ゆるゆる教えます。
アニメやKPOPの話しをたくさんしてあげると喜んでくれます。
いや〜、にんげんって千差万別でおもしろいですね。
勉強が重要ではないですから、好きなスポーツや遊びで結果を出すことに向いていたりします。
とても重要なことは、勉強しない子に向けて、性格を変えようとしないことです。
よくない大人は感情的に子どもに対して、性格を曲げようと必死になりがちです。
これでは、こどもも成長するチャンスを逃します。
こどもだけでなく、会社内で怠け者の同僚に対して、怒りを感じても、そういう人だと無視することです。
こどもが、スマホをダラダラやっていたら、自分の遺伝子です。
だらしがないと、いらいらしますよね。
でも、人の性格は変わりません。
何度注意しても治りません。
あきらめましょう。
いい大人は、こどもの特性を見極めて、勉強以外の道に誘ってあげることです。
勉強はできなくても、それでも将来、優秀な起業家になって、大金を稼ぐかもしれません。
有名大学には行けず、美容師の専門学校に行き、美容室を経営し、大成功した子もいます。
有名大学に行っても、彼は失敗していたでしょう。
社会で成功することと、勉強できることは、別問題だったりします。
さあ、一年で一番楽しいクリスマスシーズンです。
勉強漬けの人はクリスマスもネクシスと一緒にたくさん勉強して、不勉強な人は思い出をいっぱい作りましょう!