水代わりにコカコーラを飲み続けた結果。。。 | ネイティブが使う英語をタダで学べるブログ

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出典:nytimes.com

 

 

 

こんにちは。nexusよりネモトです。

 

 

水代わりにコカコーラを飲む人が多いと言われる

 

 

メキシコでどんな問題が起こっているのか?

 

 

そんな動画と記事を今日はご紹介したいと思います。

 

 

*動画&記事の内容を日本語でご紹介しているだけであり、それらの内容が事実に基づいているのか否かは定かではございません。何卒ご了承いただければと存じます。

 

 

 

**************************************

 

糖分がたっぷり入った不健康な炭酸飲料を

 

 

赤ちゃんの頃から飲んでいるというメキシコ。

 

 

下水道の整備が全くなされていない地域が多く、

 

 

川の水は汚染されていて

 

 

基本的にメキシコでは水道水は飲めないそうです。

 

 

メキシコではFemsa社がコカコーラの製造・販売権利を取得しており、

 

 

地下水を汲み上げて

 

 

ソフトドリンク(米国では通常炭酸飲料を意味します)を製造しています。

 

 

一日300,000ガロン(1,135,623.54リットル)の汲み上げを許可されていて、

 

 

その許可は随分昔に出されたものらしく、

 

 

Femsa社に有利な契約となっていると書かれています。

 

 

260ガロンあたり10セントの格安の値段で水を汲み上げ、

(約984.20リットル)

 

 

その使用料は工場のある地域ではなく、

 

 

メキシコ政府に直接支払われています。

 

 

工場は約400人を雇用していますが、

 

 

それだけでは不十分だと地元の人々は主張しています。

 

 

”The company is also an important economic force in San Cristóbal, employing about 400 people and contributing around $200 million to the state economy"

(同社はサンクリストバルの重要な経済力(源)であり、約400人を雇用し、州経済に約2億ドルをもたらしている。)

 

 

動画では水とコカコーラは

 

 

ほとんど同じ値段で売られていると述べていますが、

 

 

はっきりとした値段の差を説明している人は

 

 

確認した記事や動画では見つかりませんでした。

 

 

しかし、国民の多くは水の代わりにコカコーラを買い

 

 

国民平均一日あたり2リットルのコカコーラを飲むというのです。

 

 

一見ソフトドリンクを大量に飲んでそうなアメリカですが、

 

 

ビックリ仰天、メキシコは、そのアメリカよりも

 

 

40%以上もソフトドリンクを消費しているというのです。

 

 

その結果、どんなことが起こっているのか?

 

 

10人中7人が肥満となり、

 

 

結果として糖尿病や心臓病の人が激増しているというのです。

 

 

特に糖尿病は深刻な広がりを見せているそうでして、

 

 

コロナに感染した糖尿病を患っている人の多くは重症化し

 

 

最悪の場合、死に至る人もいる状況となっているそうです。

 

 

疑問その1:コカコーラだけが悪いのでしょうか?

 

 

Femsa社が地下水を汲み上げすぎて、

 

 

その地域の井戸水の出が悪くなり

 

 

地元の人は水を買わなければならなくなったと主張しています。

 

 

しかしながら、一般の井戸よりもずっと深いところから

 

 

水を汲み上げているのでFemsa社とは無関係だと同社は反論。

 

 

Femsa社は、のちに廃水処理場の建設を地域に提案しており、

(タイムラインはおそらく2017年頃)

 

 

また過去にも雨水を貯めるタンクを

 

 

一般家庭の屋根に設置するためのサポートもしていたようです。

 

 

Femsa社に対し工場の閉鎖をしろと抗議運動をしている人々は

 

 

「廃水処理場の建設に反対しているわけではない」としながら

 

 

「メキシコ政府が市民に安全な飲料水を提供する義務を果たすことを望む。」

 

 

としています。

 

 

タイムラインが前後しますが、

 

 

ソフトドリンク(コーラやファンタ等)やジャンクフードが原因で

 

 

肥満や糖尿病が激増していることを懸念したメキシコ政府は、

 

 

2014年1月からソフトドリンクに10%、ジャンクフードに8%の課税を開始します。

 

 

しかし現在も水代わりにコーラや他のソフトドリンクを飲む人は多く

 

 

残念ながら問題解決には至っておりません。

 

 

結局は、メキシコ政府が得するようなシステムなのでございます。

 

 

この問題は非常に根が深く、一つの事だけが原因ではなく

 

 

いくつもの問題が重なりあって出来た問題なのです。

 

 

Femsa社が地下水を汲み上げすぎていることも問題なのかもしれませんが、

 

 

他にも温暖化の影響で昔のように雨が降らなくなったことも問題の一つとされています。

 

 

先ほども触れましたが、政府が上下水道の整備をしないことも問題視されています。

 

 

ちなみにダイエットコーラはメキシコでは不人気だそうで、

 

 

現在メキシコで販売されているコカコーラは

 

 

昔のコカコーラと比べると糖分は30%程低くなっているみたいです。

 

 

*ある記事では45%となっており、どちらが正しい情報なのか定かではありません。

 

 

コカコーラの他ファンタも人気で、

 

 

メキシコでは水よりもソフトドリンクが好まれていて、

 

 

ある意味メキシコの文化だというんですね。

 

 

痩せた子供よりもぽっちゃりした子供がいいと考える母親が多く、

 

 

ぽっちゃり=十分な食事を与えられている

 

 

象徴のように考えられているといいます。

 

 

だからと言ってソフトドリンクやジャンクフードばかりを与えていいのか?

 

 

と言ったらまた違うと思うのですが、非常に難しい問題です。

 

 

ある地域では、コカコーラが病気を治すと信じている人もいるらしく、

 

 

科学的根拠云々は全く通じない世界なんだと思います。

 

 

水とコーラが同じ値段だったら?

 

 

日本人は一般的に健康志向が強いこともあって、

 

 

水を選ぶ人の方が多いような気がしますが、どうでしょう?

 

 

砂糖の入っていない種類のお茶やコーヒー、水等が

 

 

数多く日本では売られていますが、

 

 

メキシコではずっと選択肢が少ないのです。

 

 

疑問その2:水よりもコーラやファンタの方が

 

 

手に入りやすいのはなぜなのか?という疑問。

 

 

飲料水よりもソフトドリンク製造の方がコストが低いのしょうか?

 

 

あるいは意図的に水ではなく

 

 

ソフトドリンクを多く製造販売しているとしたら???

 

 

疑問その3:上下水道が整備されていない、水が汚染されているにもかかわらず

 

 

何もしないメキシコ政府。

 

 

莫大な金がかかるからできない?やりたくないのか?

 

 

やりたくてもできない事情があるのか?

 

 

人々はお金がないから水が買えないのか?

 

 

あるいは水を買いたくても

 

 

お店に置いてあるのがソフトドリンクだけなのか?

 

 

もし飲めるものがコーラだけだったとしたら?

 

 

自分だったらどうするだろう?

 

 

非常に考えさせられる動画・記事でした。

 

 

もみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじもみじ

 

 

日本の水は本当に綺麗で、

 

 

水道水は飲めるし、上下水道がきちんと整備されています。

 

 

当たり前のようで、実は当たり前ではない綺麗な水を

 

 

改めて大切にしたいと考えさせられるトピックでした。

 

 

さらに詳しく知りたい方は下記のリンクや動画をご覧ください。

 

 

では、では。

 

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