と言いましても今回はいつものまち歩きではなくタイトルにもありますように座布団作りの体験イベントです!
募集開始と同時に即受付終了となった今回のミニツアーの様子を少し紹介させていただきます。
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【洛中高岡屋】マイ座布団をつくろう!京座布団の工房へ
~ワタ入れ、絎け、綴じ、房付け…座布団職人のレクチャー付き~
堀川五条を少し東に行ったところに株式会社髙岡さんはあります(正確には五条油小路ですね)。
その2階フロアで今回の座布団作り体験をするようです。
上がると工場兼ショールームのようになっていました。
色とりどりの製品が並んでおりましたよ。
※(株)髙岡さんに撮影許可を得ております。
参加者さんたちが事前に色見本から予約していた生地が用意されていました。
すでに縫っていて綿入れ前の状態にまで仕上げてもらっていました。
作業の前に、座布団についていろんな豆知識を教えていただき、へえ!の連続です。
工場に移動です。綿ぼこりがすごいのでマスク、エプロン着用です。
あたりを見るといろんな生地が所狭しと積まれています。
さて、職人さんによる、綿入れ作業の説明が始まります。
わたしたちが今回体験するのと同じ大きさのミニ座布団(45×49cm)。
ミニとおってもこれだけの綿を詰めていくようですよ。一同少々びっくり。
さすがに手際がいいですよね。
綿を詰めればいいのでしょう?と割と簡単だと思っていましたが
職人さんのテクニックを目の当たりにするとどんどん自信がなくなっていきます(笑)・・・。
さて、いよいよ本番。3つのグループに分かれて綿入れ体験開始です。
ちゃんと職人さんが付いていてくれるので大丈夫!
詰める綿を手で切ってゆき適切な大きさにしたら・・・
袋状になっている座布団生地に詰めていくんですがこれが非常に難しい!
特に手の小さな女性には厳しい~?!
そんなこんなでみなさん無事に(?!)作業を終えることができました。
一番手前のはわたしのマイ座布団(木綿・むら染めの砧青磁)です。
せっかくなので「作品」を並べて記念撮影です。
みなさんいい感じですね♪
さて次の工程へ移ります。
布の端を中に入れて縫い目が見えないように縫う作業です。
これを「絎け」(くけ)といいます。 職人さんに教わり体験作業中!
これは一部の人の参加型。
プロの作業は素晴らしいです。
これができれば自分で綿入れもできますねえ(できないけど・・・)。
さて、次は「綴じ」のレクチュアです。これは全員参加です。
中央を糸で閉じていますが今日は「三方綴じ」という手法を教わります。
京都座布団はこの三方綴じなのだそうです。他に一般的な十字に綴じる方法がありますよね。
座布団を表から裏までを貫くためそこそこの長さの針を使用します。
練習用の座布団を使ってさっそくやってみました。結構おもしろいですね。
さらに房をつける作業もさせていただきました(画像はバタバタして撮れなかったので製品を)。
体験はここで終了。
最終仕上げを(株)髙岡さんで行っていただき、後日マイ座布団を受け取ることとなっています。
2時間と短い時間でしたが面白い経験ができました。参加者のみなさんも満ち足りた表情をされていましたね。
洛中高岡屋さん、まいまい京都さん、楽しい企画を有難うございました。星3つです!
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この日お世話になった「洛中高岡屋」さんのサイトはこちら→http://www.takaoka-kyoto.jp
こちらは大正8年の創業の会社で、自社工場で職人さんによる手作りの布団作りを今も続けておられます。なかでも可愛らしい色形のおじゃみ座布団が人気!!
おまけ。
座布団といえばこの人ですね。サイン色紙がありました。
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