辰年といえば、脳裏に浮かぶ光景はこれっ!
昭和全日本プロレスの風雲昇り龍「天龍源一郎」!
元祖!新日本プロレスのドラゴン「藤波辰爾」!
天竜選手は日本人レスラーで唯一、ジャイアント馬場&アントニオ猪木からピンフォール勝ちしたレスラー!
藤波選手は猪木の弟子として長州力選手と名勝負数え歌と謳われる名勝負を展開したレスラーです!
藤波選手のオリジナル技にはすべて「ドラゴン」が冠され、「ドラゴンスープレックス」「ドラゴンスリーパー」「ドラゴンスクリュー」は有名です。
中でも「ドラゴンスクリュー」は後の武藤敬司選手の代名詞の技と引き継がれましたね!
・・・・一体何の話題だったけ?・・・←徹夜で脳がいかれたようです
さて今年最初の話題は「天国と地獄」の本当の意(こころ)!
天国と聞けば、おそらく多くの方は、天使が飛び交う楽園のような世界を連想し、地獄と聞けば洋風な世界から一転、鬼にこき使われる拷問ワールドへとイメージがかわるはずです
(写真はお借りしました)
飛鳥時代から輸入された外来文化は「それまでに既に構築されていた」我が国独自の生命感に溶け込み、こうしたイメージが出来上がっていきました。
では、「それまでに既に構築された生命感」に準じたピュアな「天国と地獄」って何なのでしょうか?
まず「天国」とは本来「天津国(あまつくに)」の意で、太陽信仰に基づき誕生したアマテラス大神様の世界です。
天津国=太陽がなければ、そもそも全ての生命は生きるどころか誕生すらしませんよね。
まずは何をおいてもお日様=太陽への感謝が第一だと先人は祭りを行いました
では「地獄」とはどこなの?
これは本来の文字に戻せば容易に理解できます!
地獄とは・・・・「地国(じごく)」
天津国に対して地上の国が存在するのは当然ですから「地の国」と先人は呼称したのです。
地国は訓読みにすれば「とこのくに」と発音します。
これは、私たちのライフスタイルの中で、ごく自然に使用されている言葉であり概念ともなっております!
例えば「あ~~今日は疲れたから早めに床(とこ)につこう!」って言いますよね!
床=地=所(とこ)ですから、この世から姿を消せば私たちは地(とこ)の下、したがって「お墓」に入ります。
先人は地=とこの更に下は、植物の根が這う世界なので、これを「根の国・底の国」と言いました
これも私たちは睡眠時に「根入る=寝入る」と言っていますよね!
つまり、日本人にとって魂とは一つではなく、二つの世界から構成されていること理解できるのです。
火の神さまの力によって亡骸が焼かれ、一つの魂は「天津国」へと昇り、残ったお骨=魂は「根の国」へと戻っていきます。
やがて自然の作用は巡り巡って、再び誰かのお腹に戻り「殻=からだ」という魂に,
三度御霊(みたま)がお日様から宿り,殻(=体)に留まることから先人はこれを「日留=ひと=人」と呼びました
「天地人」と謂われる由縁です。
年の初めにあたりまして皆様方に於かれましてはどうか一年をお健やかにお過ごしいただけますようお祈り申し上げますとともに、その手段として先人が残した死生観と相互理解し尊重して欲しく願います
※この度の北陸における震災被害に遭われた皆様方、大変お辛い思いをされここに謹んでお見舞い申し上げますとともに、微力ではございますが、近日中には現地に赴いてお手伝いさせていただきたく思っております。
↑冷静に見比べるともはや文化そのものが全く異質であることに気づきます・・・・。