ネガポジ | 虚像

虚像

ラッキードッグに熱。
感想・オススメ作品・日常

ネガ (バンブーコミックス Qpaコレクション)/竹書房

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ポジ (バンブーコミックス Qpaコレクション)/竹書房

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昨日が発売日でした。
カラーレシピの時は情弱のせいでリーフレットGETできなかったので、今回はきっちり。二冊同時購入特典も手に入れましたよ(`・ω・´)

内容は安心と信頼のはらだクオリティ。
ネガもポジも大変よかったです。
はらださんの作品には笑えるぐらい尿/道責めとち/ん毛が出てくるでてくる。二次創作の時からなので、あー本当に好きなんだろうなーwwwと読んでました。
一度二次創作の方で使っていたチン取れるネタも今回入っていて。これもお気に入りなのかな?www

痛みの描写も相変わらずすごかったです。
ボディピアスを沢山つけてるキャラがいて、穴を開ける描写もあったのですが。
いっっっったいのなんのって!!!
自分にはついていない部位にニードルを通している時も痛かったです。説明は淡々としているし、血が沢山でているわけでもない、絵がそこまでリアルというわけでもない。なのになぜがダイレクトに痛みが伝わる。すごいです。

ポジもよかった!博士かわいい。女の子みたいなかわいい見た目して実年齢80のおじいさんと美形助手。ポジの表紙の人なんですが、あんなキリっとしてません。ひええ老人虐待じゃぁスンスン;;;ってあざとい感じ。あと助手のわっるい顔。こういう顔描かせたら上手いなあ~絶対攻め銀さん描いてた頃の賜物でしょう。

変愛の二人も忘れてはなりませんね!短編集には必ずいるこのコンビ。ド安定。
この変態二人が一番いちゃいちゃしてました。お互い素直ですからね。素直が一番ってことなんですかね。

ネガは色々と心象に残る作品が多数。一番好きだったのは先述したピアスの話ですが、幼馴染の三角関係も、やりきれなくて心に残ります。ピアスの話が物理的痛みだとすれば、こちらは精神的な痛みが。でも失恋して流す男子の涙のなんと美しいことか………悲しみ、絶望、むなしさ、そういったものが身に迫ってくる画でした。

満足満足の二冊でしたが、あえて難点を言うならば、短編集なので心情の移り変わりがやや物足りないかなあという感じ。カラーレシピがその点素晴らしかったので、比較してしまうとなんとも。