古書店街の橋姫 ネタバレ腐向け感想 共通ルート | 虚像

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ラッキードッグに熱。
感想・オススメ作品・日常

このタイトルも久しぶりですね。ネタバレ腐向け感想。

今回は希望的観測や曲解も多く含んでるのでその点も注意。

 

古書店街の橋姫、例によって例の如く、BLゲの大先生であるチアちゃんに教えて頂いた同人BLゲームです。

同人BLといえば私の中でラキドなので、かなりハードルは高かったかと。

他の評判みてみると、同人ゲでこのクオリティはすごいみたいです。

フルボイスってのは確かにすごいと思う。スチルも多く、曲もよかった。

 

買う事にした決定打は主人公の顔がよかったからですが、他のキャラのグラもよかった。

 

というわけで二週目プレイしながらだらだら感想垂れ流していきます。

タイトルには共通ルートとありますが、全ルートのネタバレ交えつつの感想になるのでご注意。

 

地震。ここでまず玉森と川瀬の所感が異なるんだよね。

玉「こんなに大きいのははじめてだな」

川「そう?去年ぐらいから頻発してると思うけど」

ここにわざわざ差をつける理由はなんなんだろう?梅鉢堂が強固な作りだから、堂にこもってる玉森は気づかなかったとか?梅鉢堂の頑丈さは、後々非正規少年団(だっけ)を震災から守る重要な場所になるから。それの伏線なのかも。

→結局その後の地震は梅鉢堂二階で感じ取ってんだよなあ……なんなんだ……

 

女給に苛立ちをぶつける川瀬。今後の展開をおもうと、らしくないような気もしなくもないけど、実際普段こうなのかもなあ。玉森視点で川瀬を見てるからあまり気づかないだけで、自分にべたべたと寄ってくる輩には容赦ないのかも。川瀬という人物を、客観的に紹介するための演出。

 

にしても玉森の声優さんはいいなあ。橋姫のキャラは波の少ない人が多いけど、玉森と博士と蛙男だけは変化が多くていい。特に玉森は喜怒哀楽が出ていい。「ああもう!」と苛々した声と「みみっ、水上~!」という縋る声と、何もかも諦め絶望した声と……ギャップが大きくて最高。玉森の何が一番好きって声の演技よ。玉森の独特な口調にもよく合ってる。あと顔ってか目も好きだ。ゲーム買う理由になったのは玉森のビジュアルだからな。受け受けしくなくていいと思った。性格も、いい子ちゃんじゃないし、悪くはない。

 

「金魚を素手で掴むなよ……」

水上~~!好き~~~!!

キャラ単体では川瀬が一番すきかなとか思ってたけど悩み始めた。

水上は魚だったいつかの前世で、素手で掴まれたことでもあるのかなwwww色々輪廻転生してるだろうから、動物には優しいよね。転生が虚言だったとしても優しそう。

あ~~~水上の声落ち着く~~低くてまろみがあってすごく穏やか。神崎智也さんというらしい。浜田賢二さんに少し似てる気がする。

 

「ひと段落、ついてしまったかな」

梅鉢堂の本を全て読破してしまったのも、一つの未練が断たれたのと同じことだったのかな

 

「私のいう事がきけないのか?」

すごいセリフだよなwwww自分が水上に好かれているという自覚がなきゃあ、こんなことは言えない

 

彼との別れはいつも曖昧だ

あああ……水上が危うい存在だってことだなあこれもなあ……いつ死んでもおかしくないというか……はあ……

 

二週目だと蛙男可愛くてしょうがないwww

「そう深くは考える必要はないということだ」

これ、店主が玉森に、カオルに近づけさせないためのセリフなのかな。

 

「店主…!」この玉森の声可愛い

 

一巡目の玉森はブリキの金魚如雨露を川瀬から奪い返して懐にしまったりしてたのか……博士!大事にされてるよ!見て!

と教えてあげたくなる。

 

「そんな野暮なことするわけないでしょう」

ここの思いっきり馬鹿にしたいいかたすこ

 

三人で活劇に行こうと再び誘われた後の川瀬の笑み。中々珍しい表情だ。表情差分の中でもあんまり見ない。

 

「ぎっ、貴様ァ~!」

川瀬が玉森の手を取って唇を寄せる描写の後だけど、この演技がよすぎて川瀬の冗談半分の行動へのときめきが8割減。

ぷんすこしてる玉森の演技大好き。

人に触れられない、人の体温も苦手な川瀬が手を取れてる時点で、玉森は例外なんだけれどね。

 

あ~~ここな~~

「私の魅力は奇想天外な空想力でできていると思っている。しかしその魅力を否定するとすれば、奴は一体私の何に惹かれているというのだ?」

「そうだね 君にいいところなんて一つも何もないのに」

一週目ツボったとこwwww

未だに玉森の魅力よくわからん。カオルルートで、全部玉森の幻想でした!ってなった時、あ~幻想だから都合よくみんな玉森の事好きになるわけね。それなら大した根拠なく好かれるのもわかるわ。

って思ったけど、番外編とかQ&A見ていくうちに、カオルルートはそういうルートじゃない。とわかってきたので、それもまた変わりつつあり……つまり玉森の何がいいんだ……?一緒にいて気楽なのかな。同郷三人組は。水上はわかるけどね。何度も生まれ変わっても出会う運命だから。好きになる理由とかいらない。川瀬と花澤が、いまいちしっくりこないんだよなあ。一週目ちゃんと読み込んでないから、それを理解するためにも今、やり直してる。

ノベルゲの主人公は大した理由なくとも攻略対象キャラに好かれるってことはわかるよ!知ってるよ!でもこの作品はそうとは思いたくない。というか納得したい。

 

最初は三人とも大泉の家に世話になる予定だった→東京行きの列車で出会った池田さんに気に入られ、自宅に住むよう招かれる→玉森・川瀬了承→養子にしたいといわれる→川瀬了承→玉森盗人(子供)に鞄を奪われ、中身が原稿だったことを知られ池田さんに捨てられる→大泉家に厄介になる。

って流れだったのか。すっ飛ばしてて全然覚えてなかった。

玉森と一緒に住めなくなった川瀬は内心残念だったんじゃwwwあーでも、大泉を追い出された時も住まわせてやらなかったんだっけ。

玉森がいなかったから悲劇が起きたんだろうな……いや、玉森がいても止められなかったか、酷くなっていた可能性はあるけど。

 

「わたしはたまも…」

ほぼ初対面の人に自己紹介するのに玉森(愛称)って名乗るの中々珍しいよ。

 

「靴だけはお綺麗ね」

むふふふ(*´ω`*)水上が玉森の事を想って、心配であげたものだからね。後で語られるこのエピソード、好きだなあ。どうかいなくならないでほしいと小さく、切に、悟られないように願う水上の心情を思うと。

 

「俺は結局、水上の事をなにも理解できなかったな」

川瀬は水上の死を愉しんだりしていた、と自分で語ってた、キャラ紹介文にも書かれてたけど。そんなことは無いと思う。でも同郷で、唯一学問の話ができて、越えるべき存在で。そういうの、嫌いとは言わないよ。

 水上の方も、川瀬を嫌っては無かったよね。カオルルートの幻想で川瀬のモデルにされたのは黒岩涙香。水上が好きな作家は久作と涙香。 ちなみに川瀬が玉森にオススメした本は泉鏡花の作品で、こちらは幻想水上のモデルだった。水上川瀬は仲良しとは違ったかもしれないけど、死んで嬉しいなんてことは無いはずだ。

 

「好きな小説は擦り切れるほど読むやつを知ってる」

花澤さんね。

 

「ああ、やばいな、動揺しているかもしれない」

同様以前に、理解ができない玉森。

玉森は当初川上の死を嘆かなかった薄情な一面がある。と、手帖(EXTRA)には書かれてる。

最初は理解できてないだけだね。その後、タイムリップ1回目2回目ぐらいまでは、水上の死は理解できても認めたくはなかった。もうこの終わりのない悪夢は嫌だと自殺を試みた事もあった。でもそれは、水上の存在が大きすぎるが故に、思考放棄と逃避を繰り返してただけなんだよな。どうでもいいという薄情さではなく、水上も大事だけれど、自分の事の方が大事だったって薄情さなんじゃないかと……。

 

「何にもない!何にもいないから……!」

もう声も聴かれてるのにwwwwwwww珍しく滑稽な川瀬が見られてにまにまするwwww

 

私は帝大受験の日の事を思い出すだけで 顔の各部位がはじけ飛びそうになるのに

どんなwwww表現wwwww

 

川瀬花澤、あと博士ルートでもそうだったっけな、玉森は別の誰かに嫉妬していた気がするけど、共通だと水上を取られて久作に嫉妬するんだよなwww久作って別世界の玉森って解釈してたんだけど(1週目はざっとしかよんでなくて勘違いしてるかも)もう水上は疑いようもなく玉森しか好きじゃないってことだよね。

 →厳密には久作は別人だった。ここにはいない、そしてもう久作になることはない未来人だけど。

 

「なぁなぁ、来てくれるか」この声可愛い……

「その幻覚、俺がたたっ切ってやる」力強く頼もしいけど幻覚って言ってんだよな。信じるぞって言ってたけど。

 

いやぁ!カオルってわかってても、地下の暗闇に浮かび上がる白い能面は怖い!!

にしてもなんで、カオルは顔を隠してるんだ?PDSDらしいけど、それと関係が?

 

初のタイムリップ。

久々に水上の声聞いた気がする……

「玉森の原稿を読むことが 生きがいだからな」

水上~~!!

 

一回目、ここで玉森の目が黒くなってるのに私は気づきませんでした()

 

これで、零、博士のいうところの「イ」の世界の玉森は消え、花澤も水上も死に……川瀬かわいそうすぎるな。

 

金魚鉢の水が捨てられる

蛙男「ウボェッ!」声wwwwwww可愛いwwwww

 

「言われなくても食べます」自分の嘔吐物食べる玉森やばい

 

一回目、玉森と玉森が触れ合う所、ここ間一髪だったよね。

振り上げられた拳を受け止めた。という判定は、振り上げた方が「触れられた」受け止めた方が「触れた」という判定になるんだね。掴み止めた、という意味なのかな。それならわかる気がする。

橋姫は、移行させようという意思がないと記憶は引き継がれないから、本当に危なかったのでは。記憶がないならないで、イの世界と同じ道をたどっただろうか。

 

「三日後の俺はどうしてる?」

この時点で既に、もう、「物語ノ最後ヲ教エル」は届いていた。んだよね。

 

零で玉森がメイコに川瀬の情報を教えたのは何日目の事だっけ……

この時点で知らないってことは、二日目だったのかな。

 

あー首輪ね、そんなのもあったねそういえば。

・池田さんは加藤君に「エイちゃんという犬と二人暮らしだ」と言っていた

・川瀬の本名は瀬川瑛一

・川瀬は犬などいないと言っている

うわあ……でも池田さん、小児科医?で、ペドだと思ってた。川瀬が暴力を振るわれていたと信じたくなかった。ってのが5割だけど。

Q&Aで書かれていたと思うけど、川瀬は本作の中で一番顔整ってるからな。例外だったのかもしれない。

信じたくなかった、けどーー乱暴にオカされてる川瀬を思うと可哀想だし辛いけど少し萌える。川瀬はどちらかというと受けのが好きだ。でもおじいちゃんでは川瀬にふさわしくないので池田さんは許しません(#^ω^)

 

キカイ湯~玉森の激昂演技、いいよねえ。

共通ルートはここまで。水上ルートいこう!