神麗 魂の 導き神

 宇宙総帥アリヒト



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・・・それ以上は聞かないようにしょう」

続き

と云って聞くのをやめた。

が、それは、死に際の苦しさを思い出したのか胸を悪くする仕草をしたからだ

「では、お前は復讐はどのようにしているのだ?」

「え、私と同じようにしていますよ・・・皆にやられて無視されて、だから、これも皆から無視されるようにしています・・・だから孤独ですよ。今、無視されていますから。だが強がって私は結婚はしない、と云っていますが、結婚しないのじゃない、されんのだと云う事。されんようにしている。皆無視ですよ・・・だからここに居るのは姉妹だけ、皆無視ですよ・・・今、孤独の悲しみを味わっていますよ。強気で私は一人でいいわ、と云っていますが、それも強気ですよ。 
でも本人はネー悲しいばっかりですよ。”私どうしたらいいんだろう”と思うのがイヤだから、私一人がいいっていっていますが、皆が無視ですよ。私が無視されるようにしていますから・・・そしてネーこれは食べ物がネ怖いんですよ、。何でかと言えばネ毒が入っているとか、当たるんじゃないかとか、これは大丈夫かとか、食べ物に関しては疑心暗鬼になっていますよ。疑心暗鬼にさせているから・・・・。 やはり、もう人間関係は全て終わりですよ、孤独ですよ。今は息子と一緒ですが、これもいなくなりますよ。これは本人も予感がしている筈ですよ・・・本当に人間界で一人になってしまうんですよ・・・私も一人になって孤独地獄を味わったんですよ・・・だから、これにも孤独地獄をあじあわせますよ・・・」

と怨霊はいう。

この怨霊の言葉を聞ていた叔母さんに、

『いかがですか・・・怨霊が云うように孤独ですか?寂しくはないですか?』

と尋ねる。



<そのような事は考えた事はないですね>

との返事。

『では、怨霊が云っている事は全て嘘と云う事になりますが、それでも宜しいのでしょうか。もし、怨霊が嘘を言っていると云うのであれば、怨霊に”復讐は止めろ”と言う事が出来ませんが、それでもいいのですか?寂しくもないですね!』

と念を押す。
 
そして、 再び怨霊を呼び出し、今叔母さんの云った事を告げる。



「ウソ、うそならうそでいいんですよ・・・」

「そうだなーお前が云った事が全て嘘と云うのなら、我としてもお前に復讐を止めれとは云えないな」 

「うそなら嘘でいいんですよ・・・本当に骨身に沁みるようにしますから・・・まだ骨身に沁みていないようですネ・・・宇宙総帥様、お許し下さいネ、本人が認めない以上私はまだまだやります・・・」 

「そうだな、ご本人がお認めにならない限り我としても仲裁ができないな」


次回続く