神麗 魂の 導き神

 宇宙総帥アリヒト



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・・・愛知県にお住いの長女から緊急の電話が入ったとのこと。

続き

内容は、子供の参観日に学校に行く前、ママさん達の集合場所にしていた喫茶店の駐車場に行った。

そして、駐車場の先にある小高い丘に、長女が無意識に登ろうとしたという。

それを見ていたママさんが、

「そこは以前首つりジサツがあったところよ」

と行くのを引き止められたと言うのだ。

昨日、ご相談者から、お姉さんも何かにとり憑かれているようなので見て欲しいと言われていたのだ。

そこで、お名前を拝見した。

すると、霊的作用に侵されている事が分かった。

そこで、早速、その憑依した霊を私の中に呼び込む。

と突然、首吊り自殺をした時の苦しみもがく姿に、私は豹変した。

顔は苦痛に引きつり、両手を首に巻かれたロープにあてがうようにし、必死に外そうともがいている姿だ。

二十数年に渡り悪霊に精神を蝕まれていた長女。
 
これは、首つりジサツした霊が、今もジサツした時と同じように苦しんでいると云うことなのだ。

と云う事は首つりジサツした霊が長女に憑依していると言う事になる。

だから首吊りのあった場所に無意識に行こうとしたのではないだろうか。

その事を昨日、私から聞いて知っていたご相談者さんは慌てて私の所に居る次女に電話してきたのだ。

急を要するほど切羽詰った危険性を感じたのではないか。

ご相談者(三女)によると、長女に憑いているであろう霊を自分の中に入れて出してほしいと言う。

三女からの緊急を要する事態に取り敢えず、愛知県に在住する長女の方に電話にて仔細をお伺いする事にした。

すると中学2年生の頃より、自分の中にもう一人の自分が居り、そのもう一人の自分が、常に自分をセ-ブしているように感じていた。

そして、突然父の前で豹変したりする。

更に、友達関係にも支障が出て母に不審がられる。

そこで、母の妹である叔母に近くのお参り所のような所に連れていかれた事もあったという。

その頃から、人見知りと言うか、嫌いな人は絶対受け入れられないような極端な性格になった、と。

特に、この一年近くは自分の中で男の声が聴こえたりするようになった。

また、自分の声が男のように感じたりもした。

それに、逢う人、逢う人に嫌悪感や親切にしてくれる人にまで猜疑心を抱くようになった。

と何かが心の中に同居しているような違和感を感じていたという。

また、妹から首つりジサツしたであろう霊が憑いている、と聴いた時も、なんとなく分かっていた様な気がするという。

母親からの電話等があっても、不安な気持ちは一切表さず、電話を切った後に平然としている自分に虚しさを感じていたとも。

本心は張り裂けそうな、誰かに縋りたい気持ちで一杯だったともいう。
 
辛い日々を長い間一人心に秘め、耐え続けてきた仔細をお聴きし、早速三女の方にお出で頂き、長女にとり憑いている悪霊を退治する事にした。
 
三女の方がお見えになり、愛知県に嫁いでいる長女を除き家族全員が揃った事になる。

次回続く