昨夜は、いつもより1時間早く帰宅した夫。

子どもが寝てから夫が帰るまでは、恒例の独り酒の時間です。
毎晩、酔ってふわふわした気持ちになって、頭がぐわんぐわんとした状態で
なにもかも忘れて眠りにつきたいのです。
特に夜は寂しく感じます。
抱き枕に、夫がつけている香水を振りかけて寝ようかと企んでいるところ。
キモいとか言うなやムキー
新婚の頃にプーさんのぬいぐるみに同じことやって寂しさを紛らわしていたの。
「嫌い」とハッキリ言われてから、ずーっとそれを引きずっていましてね。
「愛してる?」と聞いたら、うーん…と唸られたりね。
以前は、嘘でも「好きだよ、愛しているよ」と即答してくれていたけど、
今では、嘘でもそんな感情が沸いてこないそうだ。
 
「離婚」はどうなったかというと。
今すぐどうこうはありません。
が、母親として、子どもを育て上げる務めを果たすのが一番であって、
私自身を妻として、女として、大切にしてほしいなんてものは見ないことにして、
自分の感情を抑えて、まずは家庭を、子どもたちを最優先すべきだよねと思うことに。
決して、「離婚」を思い止まったわけじゃありません。
寂しいけど、やはり、私は愛のない他人との生活を維持できそうにありません。
子育てを終えて、その後、夫婦関係がどう変化しているかにもよるけれど。
私はこの先、死ぬまで、自分を嫌う人間と生活するのはつらい。
好きだけど、好きになってもらえない、愛してもらえない人と生きる意味がわからない。
 
ただ、今の私の状況は恵まれている。
「嫌い」な妻と「大切な」子どもたちを養ってくれている夫。
それだけで十分じゃないか。そう思うことにしなければ。
 
今回ね、「私は(夫のこと)好きだよ」と何度かちゃんと伝えました。
 
ねぇ、ところで、「好き」と「愛している」の違いってなに??
検索しました…。
 
ピンク薔薇「好き」は相手を想うこと、自分の欲求を満たすこと。相手を自分の思う通りにしようとすること。
 「愛してる」は相手を想いやること、見返りを求めず尽くすこと。
 
ピンク薔薇「好き」は疑うこと。「愛してる」は信じること。
 
はい…まさに、これまでの結婚生活は「好き」でした。
一方通行で、好き好き大好きーの押し売りで、
自分を愛して欲しい、大切にしてほしい、思いやってほしい。
求めるばかりでした。夫の理想像があり、それに反れるとムカついていました。
そして、疑いの12年間…でした。夫を信用するってなかったかもしれません。
帰りがあまりに遅くなると浮気を考えてしまうし、
深夜に元カノと電話しているのに気付いた時も不安だったし、
夫に言い寄ってきた職場の女と連絡先交換してやりとりしていたのも
面白くなかったし。
信用したくても疑いたくなることが多かったから。
 
幸せは一緒に喜べて、辛さは一緒に苦しんで。理想ですね。
夫は唯一無二の親友なのです、私にとって。
夫の幸せを望む気持ちはあるのに、
自分の幸せを優先してました。
これに気付いたのが、結婚12年の昨日。どうしようもない妻ですね。
私ね、人はいつ死ぬかわからないから、後悔のないように生きたいって思ってて。
私は食べること、飲むこと、温泉に入ること、夫にくっついて充電することが
大好きで癒しでリフレッシュになるのです。
自分のそういう欲求を満たすことばかり考えていて、
仕事で疲れて帰ってきた夫を思いやる行動をとれていなかったです。
結婚生活が長くなるとね、どうしても、「当たり前」と思ったり、
感謝の気持ちを伝えなくなってしまったりね。
家事育児パートと自分で選んだことだけど、なかなかうまく回らなくて、
イライラして、自分ばかりが大変で大変でしんどい!って八つ当たりしたりね。
夫も家族を養うために仕事でくたびれているっていうのを思いやる言動があれば、
私はここまで嫌われることはなかったのかもしれません笑い泣き
 
夫は家庭内別居やら熟年離婚やら仮面夫婦生活やらのつもりで居るようですが…
私は心を入れ替えて少しずつ変われたらいいな。
本音はやっぱり、愛されたいよね。一度きりの人生ですもの。