テレビショップングに学ぶ示談の鉄則!? | 岐阜市で探偵社&法務事務所を経営する浮気調査の専門家 野田知宏の本音ブログ

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最近、 じじぃになったせいか 、朝早く目が覚めます(笑)

 

ニュースでも見ようかな?と、テレビをつけると、テレビショッピングだらけです(^^;

 

 

「今から、30分以内にお電話を頂いた方に限り、1万円引き!」

 

 

「それだけではありません!」

 

と、更にオマケが・・・

 

たかが30分以内に電話をするという行為をするだけで・・・

 

19,800円でも特価のはずのフライパンが、更にそこから10,000円引きになって、半額以下の9,800円になるだけでなく、包丁モドキのハサミ?までオマケしてもらえると言う訳です。

 

 

一体、元はいくらなんだ!?

 

というツッコミはさておき・・・

 

30分以内の電話!

 

これ、非常によく考えられています。

 

そして、これは浮気相手の夫(妻)の浮気相手(以下「相手方」と言います)との示談にもこの考え方の作戦は有効なのです。

 

 

もちろん、和解合意書にサインした相手方に、「包丁モドキのハサミ?をプレゼンしよう」ということではありません(笑)

 

共通のポイントは「すぐ」ということです。

 

 

さて・・・

 

もしも、テレビショッピングを見た夫(妻)や親が、包丁モドキのハサミ?のオマケつきフライパンを買おうとしていたら、あなたは何と言うでしょうか?

 

その逆でも良いです。

 

あなたが、フライパンを買おうとしていたら、配偶者やお身内の方は、あなたに何と言うのでしょうか?

 

 

タイミング良く、昨日、フライパンの取っ手がぶっ壊れた家庭でない限り、否定的な意見しか出ないでしょう。

 

・まだ使えるから買う必要ないんじゃないか?

 

・あんなにこびり付かないない訳ないじゃん!

 

・前にテレショップで買ったのも使ってないし、どうせ使わないからやめておけ!

 

・ネットの方が安いんじゃないか?

 

・買うのは勝手だけど、自分の小遣いで買ってね!

 

・半額以下になって包丁モドキのハサミまでプレゼントって、怪しくない?

 

・何もそんなに慌てて買わなくても

 

否定的な意見を挙げだしたらキリがありません。

 

 

つまり、買おうと思っている人が、誰かに話しかけたら終わりなのです!

 

従って、テレショップ屋さんとしては、誰かに話をされる前が勝負!

 

 

すなわち、番組終了後30分がクライシスタイム?(重大局面)というわけです!

 

 

これに近いことは、相手方との示談にも言えます。

 

最初に示談(話し合い)をしたときに、その場でサインをしてもらわなければ、永久にもらえない危険性が高くなると言うことです。

 

こちらも、ハサミ付きフライパンのケースと同じで、相手方に時間を与えてしまうと、ろくなことになりません。

 

主な例は以下の通りです。

 

・弁護士に相談しやがった。

 

・浮気妻(夫)と口裏を合わせやがった。

 

・請求額が相場より高いと言い出しやがった。

 

・ホテルには行ったけど「やってない」って言いだしやがった。

 

・連絡がとれなくなった。

 

この様に、相手方に時間を与えるとロクな結論にならないのです。

 

 

ですから、ハサミのオマケを付ける必要はありませんが示談も、テレビショッピングと同じで、相手方が、誰かいらんことを吹き込まれる前に、和解合意書にサインしてもらう必要があるのです。

 

お粗末様でしたm(_ _)m