ハンマーヘッドジグのことで、
お客様とお話をさせていただく事も多いわけですが、
使用している素材「樹脂タングステン」について、
いろんな比重が存在し、その品質にもいろいろあって、
工法や技術によっても完成品に大きな差が生じる・・・
まあザックリとですが、それっぽいお話をさせていただいたりします(^^;;
今回は、この比重についてですが、、
まず、樹脂タングステンとは、
タングステン粉末と樹脂を配合することで、
そうよばれる物になっているのですが、
その配合率によって比重の調整ができます。
タングステン粉末をより多くすれば、比重は高くなりますから、
一言に「樹脂タングステン」といっても、
その比重は一種類だけではないのです。
現在、釣具などに使われている実用的な比重は、
9~12くらいが多いと思いますが、
その比重と配合による材料の品質が、
完成品の品質に大きな差が出ることを感じます。
また、成型の技術は更に大きな影響となっており、
樹脂タングステンの特徴として、比重が低いほうが、
材料の価格も安く、成型もしやすく、ある種の強度は出しやすい
といったかんじに、一般的にはなるようですが、
比重が1高くなると、各特徴は極端にレベルが上がり
その差はどの特徴においても反比例的に変化し
良い品質の材料を使うことはもちろん、
成型の技術しだいで、強度や見た目にも非常に大きく影響します。
各メーカーの樹脂タングステン商品を見て、
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、
樹脂タングステンは、全て同じものではなく、
その比重などに代表される、品質の差はあるのです。