*全体公開にします(読んでる人がどれだけいるか不明ですが)
今の先生に師事してもう15年になろうとしている。
フルタイム常勤で時間と金を捻出して、週1~3回ペースで稽古し
2年に1回は舞台を踏んでいる。
ベビー科にいた子が大学生になり小学生は就職する歳になった。
うちはコンクールに出る子がゾロゾロいるとか、留学したり、プロになったりする子はいないので
まぁ趣味のお教室である。
高校生になっても続けてる子は、自分の意思でやっている子ばかりなので
踊りが好きな子、バレエが好きな子しか残らない。
きっと何歳になっても、趣味の範囲でも楽しんで一生懸命、上達していくのは可能だ。
自活できるほど働いて、シューズ1足から舞台の出演費に至るまで
全部自分で捻出し、誰にも迷惑をかけなければコンスタントに稽古できる。
週3回以上真面目に通えば、自分でも手ごたえが感じられるのだ。
バレエに通いやすい仕事や勤務形態を選び、
結婚したくなったらバレエに理解のある伴侶をさがす。
疲れても時間がなくてもお金が残らなくても、つらくないし犠牲だと思わない。
いよいよ通いきれなくなったらレッスン回数を減らして様子を見たり
発表会の曲数を減らしたりして調整する。
そしてまた状況が変わってきたら頑張る (n‘∀‘)η゚
受験をくぐりぬいて踊ってきた子たちも就職に向かうとさすがに考えてしまうらしい。
就職したは良いがボロボロになるまでこき使われて
1年目で退職した子が、「公務員試験を受けるために頑張る」と言いだした。
3歳からバレエを続けてきて、そこそこきれいに踊れる子だ。
コンクール経験もあるし、やめてしまうのはもったいないと思ってた。
私と同じで法律・経済出身でもなく、一流大学卒業でもない。
苦労するのは目に見えているが「人生で一番勉強したって言えるくらい勉強する」
と言うし、親も説得できたらしい。根性のある子だから結構やるかもしれないが
親戚に公務員がいたわけでもないそうだ。
しばらくぶりに稽古場に顔を出して、「踊りたかった!」という気持ちが見える
踊りをしていた。
先生にも言われたことがある。
「学生の子たちが、自分の力でバレエを続けて、普段の稽古も舞台も楽しんでいるお姉さんはステキだ、ってよく言ってるのよ」
だから簡単に諦めないで頑張りなさい、というありがたい励ましの言葉が続くのだ。
もちろんこの生活は楽ではない。頑張りすぎて怪我したこともあるし、お金だってもっと貯められるだろう。
歳も取っていくし、思うように上達するわけでもない。
伸び盛りの子供にはどんどん追い越されていく・・・
ただ単純にバレエが上達していくこと、だけではないものを得た気がします。
後輩たち(教室に入ったのは先輩な子もいるけど・・・)に背中を見られているんだなぁー。
「ああいうライフスタイルって良いな」と思われているときくと、まだ頑張れると思います。
幸せだ (∩´∀`)∩ ☆彡
そんなところで・・・より楽しく踊るために
ちゃんと痩せようっとwww