カフアシスト・2 | 自由に いこうよ

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昨日の記事を読み返したら、カフアシストの説明が全くできていませんでした。まず、カフアシストそのものの目的は排痰を補助して気道クリアランスを保つこと。それから、深呼吸の代わりにもなり肺や胸郭の可動性の維持にも効果があるとされています。吸引するように息を吐き出させるものなので、呼吸器とは使用感が全く異なります。

私は、病気の影響もあり呼吸筋が弱く、吸う力も吐く力も一般男性の平均に全く及びません。咳をするにも、先の2つの力に加えて息を溜めておく力もありません。以前聞いた話だと、私が一生懸命にゴホンッとした咳は一般男性の空咳程度の力しかないのだそうです。これでは、もし風邪を引いて痰が絡んだり食事を摂っていてむせたりした時も上がりきれません。

ピークフロー(力いっぱい吐き出したときの息の速度の値)を測定すると、私の値が150程度です。きちんと排痰するには240くらいの数値が基準になってくるのだそうです。自分の数値を患者会顧問の先生に伝えたところ、いざという時のためにも導入をと強く薦められました。

さて、今日も5分ほどですがカフアシストの練習をしていました。現在は、使用している呼吸器の設定に合わせて2つの強さを用意してもらっています。昨日は、弱い方でもヘロヘロでしたが、今日は強めの方でもタイミングを合わせられるようになってきました。使用後の感覚も、昨日と比べるとスッキリしていました。驚いたのは、使用後に咳が少し出たことです。初めはスッキリするためのもので咳き込むなんて、と思いました。しかし、自分で気づかないレベルの痰が上がってきて咳になっていたのかもと考えると効果が出る使い方ができたのでしょうか。