日本よりアメリカで有名な日本人バンド。。。と言われてた少年ナイフ

坂本九の成功は有名だが、ピンクレディー、沢田研二、松田聖子、宇多田ヒカル、久保田利伸、イエモンなど、海外進出をした人たちは多いが、そんなに成功していない。 最近では、PUFFYぐらいか。 それでも、Billboard 総合チャートの上位に食い込むなんて、全然聞かない。 少年ナイフも、そういう意味ではメジャーにはなっていないのだが。


久々に聴いてみたくて通勤車内でかけまくり。

『Let's Knife』。。。アルバムタイトルが笑える。

疾走間とブレイクビートが入り混じる「Ridin' on the Rocket」から始まる17曲。17曲もあるが、それぞれが短いため、全体として長くは感じない。

僕の持っているのはアメリカ盤(全曲英語詞)なのだが、日本盤はちゃんと日本語詞になっている。 世界進出を考えているバンドは違うね。

 

はてさて、演奏技術はというと、”ヘタウマ”という言葉がピタリと当てはまる。 まあ、楽しけりゃいいのさ、という感じ。 (”ヘタウマ”という言葉を誤解なきよう、決して下手ではないので。) 

でも、そういう感じが聴き手には心地いい。 アジアの女の子の力の抜けた感覚の演奏が、グランジ旋風吹き荒れる、当時のアメリカには新鮮だったのかも。

 

ああ、そうそう、少年ナイフは全員女性の3ピースバンド。 それを説明するの忘れてた。

↓ジャケ写

knife