オーロラの町、サーリセルカからバスで20分ほど走ったところに、

カクスラウッタネンというホテルがあります。

森の中にポツンとある感じの、小さなホテル霧


このホテル、普通のホテルではありません。


母屋で鍵を渡され、ホテルの敷地内を歩きます。

到着したのが遅かったので、外は真っ暗。


道を歩いていくと、並んだ明かりが見えてきました。

さて、これは何の明かりでしょうか?


さらに近づいていくと、扉が。


この扉はとても小さくて、モチくんが入ろうとするとこんな感じ。


この壁を見て、なにか気づきませんか?


部屋の中はこんな感じ。

部屋の中も壁は真っ白です。

そう、実はこの部屋、かまくらなのです。

外の壁はもちろん、室内の壁も全部雪の結晶
この部屋は寝袋で泊まる、かまくらなのです。

昼間みるとこんな感じ。


でも私たちが泊まるのはこの部屋ではありません。
私たちの部屋までの途中にこのかまくらがあって、
しかも扉が開いていたので、こんな写真を撮ったのでした☆

そして私たちが泊まった部屋はここ。
これまた、何事?と思うような入り口です。

でも暗くて全然わからないですね。。(^^;
では明るいときに撮った写真を。

私たちが泊まった部屋はガラスイグルーと呼ばれる部屋。

1軒1軒独立していて、それはそれは小さな建物です。


外観をみるとわかるかもしれませんが、

この部屋、天井がガラス張り。



母屋からも離れていてまわりの明かりもほとんどないので、

暖かい部屋の中で星や、運が良ければオーロラを見ながら

寝ることができるという素敵部屋なのですにひひ


夜になり、部屋から空を見上げると満点の星空が星空

いつも見ている空とは比べ物にならないほど、空いっぱいの星。

感動しました。


寝てしまうのはもったいないな~と思いつつ、

モチくんと外を散歩したり、部屋で乾杯したり。


そして時差ボケの影響もあり、9時頃には爆睡・・・ぐぅぐぅ


夜中1時ごろにモチくんに起こされ

オーロラ探しにホテルの敷地内をうろうろしましたが、

この日は結局オーロラは見られず。


フィンランドでは、雪国の多くがそうであるように

部屋の中はかなり暖かく保たれています。

だいたい25℃くらいかな。

外は零下なので、室内と外の気温差30℃!えっ


部屋の中で厚着をしていると汗をかいてしまうので

部屋の中に入ったら脱がなければならず、

外に行くときは着込まなければならず、時間がかかるんです汗


でもその手間や外の寒さを加味して考えても、

やっぱり外に出たいと思いました。

だって外に出ればオーロラが見えるかもしれないからね!グッド!


この日はオーロラは見られませんでしたが、

あの満点の星空はとても素敵な思い出ですラブラブ



サーリセルカでは日本人旅行者がたくさんいて、

仕事で常駐している日本人もいたので

あまり英語は使わなかったのですが、

ここカクスラウッタネンは日本語まったく通じず・・・。

ホテルの説明も全部英語でしたABC


なんとか言うことは理解できたものの、言いたいことがあっても

英語が話せず伝えられないので妙にドキドキしました。

緊急事態が何もなくてよかったわ~。

でも、やっぱり英語が話せたらなぁ・・・と何度も思いました。



ちなみにカクスラウッタネンのガラスイグルー、

日本で宿泊予約をしたんですが、

料金が1泊ひとり25,000円(夕食なし朝食付き)です。


部屋としてはトイレ以外何もない小さな部屋なのに・・・高い・・・ガクリ

ハネムーンじゃなければ泊まれません。。


そしてガラスイグルーの唯一の難点は、

部屋の中から外が見える=外からも見える

ってことでしょうか。


いちおう外にいる人の目線の高さまではカーテンがついているのですが、

中にいる人が立ったり動いたりするとわかります。

隣のガラスイグルーでも人が動いている様子がわかりました苦笑

鍵はついてるけど、神経質な人には向かない部屋かもしれません。


でも気にならない人にはぜひオススメ!

日本じゃできない経験ができますよ~音譜