今日はチチェン・イッツァツアーです
カンクンから、ユカタン半島横断道路を
車で3時間ほど、西に行ったところにあるので
子連れでは無謀かなぁと思っていたのですが
古代エジプトやマヤ文明に興味津々な夫が
評判の良いツアーを探してきました
メキシコのツアー会社とのやり取りは
みんなWhatsAppを使って行うので
前日に、持ち物やピックアップ時間(8:45am)の情報を受け取りました。
なので今日も朝食ビュッフェへ
朝焼けがとっても綺麗
あっという間に明るくなりました
今日もいいお天気になりそうです☀️
帰宅時間が分からなかったので
夕食の予約はせずに、ツアーに出発
バスは他の人たちをピックアップしてから
予定時刻通りに迎えに来てくれました
チチェン・イッツァの入場料13,000円を
ガイドに現金でお支払い
(ちなみにツアー代金は4人で4万円でした)
その後、空港の方でもピックアップがあり
個人で行くよりも1時間近くロスした感じ
でも自分で運転したら怖いし(特に帰りが)
一時間に一本の路線バスに乗るのも大変なので、まぁ仕方ない
マヤ人の末裔でもあるガイドさんから
マヤ文明のこと、色々説明を受けましたが
英語とスペイン語を交互に早口で話していて
・・眠気と戦う数時間でした💦 てか寝てたzzz
写真右下の石はオブシディアン(黒曜石)
マヤ文明では神聖視され、今でも根強い人気の魔除け石です
歴史ツアーだけあって、色々な資料を渡してくれながら熱心に説明してくれます。
夫はずっと興味津々で、時々質問もしたりして人一倍楽しんでいました
そんな中、次女が夫とトイレへ駆け込んで
ゲロゲロしたらしい
夫が片付けたけど、ひどいもんだったそう
酔い止め飲んだから平気でしょなんて
甘く見ていたのを反省しました
横になって休ませつつ、出発して2時間45分で
やっとバジャドリドへ(時差1時間)
名前からもわかる通り、スペイン入植者によって開かれた都市です🇪🇸
チチェンイッツアよりも大きな遺跡があったのに、根こそぎ壊してコロニアル建築の街を作ったとか。
Centro Historico(中央広場)で20分間休憩
公園の中や、周りを歩いて散策します
夜は教会がライトアップされて
スペインを思い出すような街になるらしく
数日、ゆっくりと滞在したかったな〜
(ヨーロッパ行けって話?笑)
あっという間にバスに戻る時間になり
セノーテまであともう一踏ん張り!
ここから25分の距離です
現地時間11:10amにチチカン到着
セノーテ・チチカンでは
マヤ語で浄化の儀式をして頂きました。
カナダの先住民もセイジを炊いた煙で
クレンジングする儀式があるのだけど、マヤ人も同じ。
日本人もお寺で煙かぶるよね。
お土産屋さんを通って、昼食&セノーテへ
2時間の自由時間をもらいました
滑らないように、階段をそろりそろり
発見されているだけで5000もあるセノーテは、その殆どが地下でつながっているそう。
子ども達はお魚を捕まえるのに一生懸命
体が冷えないうちに上がって、今度は昼食のメキシカンビュッフェへ向かいます
ここでも次女はトマトくらいしか食べなかったなぁ🍅
ちなみにこのエコパークは個人で来ると$400メキシカンペソ(3500円)で、ランチとセノーテに入れるみたい。
テキーラテイスティングや散策をしながら
ゆっくりとバスへ戻ります
Tree of life
根が Under World (地獄)
幹が 私たちの住むWorld (現世)
枝が Super World (天国)
のシンボルになっているそうです🌳
セノーテも現世と黄泉をつなぐ場所とされていたそうなので、いかにマヤ文明にとって生と死を繋ぐことが重要で身近だったかということがわかります
そしてお待ちかねのチチェン・イッツァへ
セノーテからは50分かかりました。
両脇に構える露天の路地を抜けて、
正面にどーんと待ち構えるのがカスティーヨ(スペイン語で「城」)
マヤの最高神・ククルカン(羽の生えた蛇神)を祀るピラミットです。
スペイン入植者が来た頃にはすでに廃れていたそう。
4面の91段に最上段の神殿の1段を足すと365段になり、全体でマヤ暦の1年を表します☀️
春分の日と秋分の日に「ククルカンの降臨」という現象が起こったり🐍
神殿の前で手を叩くと、ククルカンの使いの鳥の鳴き声(みたいな音)が返ってきたりと、計算尽くされた神殿だったことがわかります。
2007年に選定された新世界七不思議にチチェン・イッツァが選ばれるほど、マヤ人の高度な天文学知識と建築技術は今でも人々を圧倒しています
一年の内5日間だけ日が長い期間があり
マヤカレンダーを正確に保つためには邪魔
その期間に生まれた赤ちゃんは、
(セカンドチャンスを与えられたあと)
生贄にされていたとか
最上段の部屋の中にも生贄台があります・・
↑右下は球技場で、壁にあるあの小さな穴に重いゴムボールを蹴り入れていたそうな。
戦争を避けるためにも行われていた競技で、勝者(または敗者*諸説あり)のリーダーが生贄になりました
柱が林立した千柱の間に
生贄にされた人たちのスカル
こんなに高度な技術を持ってしてもなお、生贄によって神と対話するという原始的な一面も持つマヤ文明。
世界七不思議だけあって、奥が深いですね
さて、次女の恐怖のバスのお時間です
16:45pm(カンクン時間17:45)に出発し、ホテルに着いたのは20:45pmなので丁度3時間
みんな寝ていたので(次女以外は)意外と元気
今夜のディナーは、長女が楽しみにしていたカリビアンディナーだったので、
ぐったり次女の寝かしつけを夫に任せて
長女と二人でレストランへ(21時)
ビュッフェで一通り食べて
別注文のステーキと、長女はリブ
多すぎたので、お持ち帰りして
温め直して夫のディナーになりました
部屋の冷蔵庫にあるビールで乾杯🍻
子ども達が寝てるのにルームサービスを頼んで起こしたくなかったし、長女が残してくれて有難かった 笑
このまったり夜食も、
リビングエリアとベッドルームが別室だったからできたこと🙏
子ども達を寝かしつけた後、夫と話しながら
ゆっくり翌日の準備をすることもできたし
スペースって大切だとつくづく感じました
いやー今日は色々あったけど楽しかった〜
あの青年と出会えたのも面白かった!
しかも同じバンクーバーから来てるなんてなんという奇遇・・ということで家に招待することに
と、いい感じで一日を終えたのですが・・
午前4時、寝室のドアをノックする音が
夢から浮上して開けてみると、長女。
どうやら次女が泣いているらしい
夫が様子を見に行ったら、気持ち悪いと
そして怒涛のが始まります・・