私が住んでいるところは、超田舎の漁師町です。
海は、歩いてすぐのところにあり、海での子供の事故を防ぐ為に、
保育園の時には、帰る前の挨拶の中で、
「海には近寄りませんっ!」
と言わせるほど海が近いです。
その為、親が漁師の仕事をしている子どもがたくさんいます。
そんな漁師の子どものうちの2人兄弟の男の子達は、
毎年、4月~5月くらいになると・・・
学校を1ヶ月くらいお休みします。
なぜかというと、4月、5月は、貝がたくさんとれる時期で、
その2人兄弟の男の子達も、貝とりをさせるからだそうです。
先生がご両親に、「学校に来させてください」と言うと・・・
「子ども2人も、我が家の稼ぎ頭なんやっ~!
学校の勉強よりも、大事なことなんやっ~!」
と怒鳴られるそうです。
小学校は義務教育なので、子どもが学校に通うのは、
当たり前のことなんですが、今の時代、義務教育の学校でも
信用できないことがあったりしますからね・・・
子どもに学校へ行かせるのと、貝とりをして家の仕事を手伝って
もらうのと、どちらがいいのでしょうね・・・
わからなくなります。