2007年7月20日、荒木に40万支払って、契約を交わしたときの日記。


新風舎が訴えられてるとニュースで聞いて、本を出したい人が世の中にはいっぱいいて、そういう人をターゲットにした出版社が多いことを知って、日記を本にする意欲が薄れてた。でも佑輔の結婚式のスピーチの後から、「感動した。」っていろんな人から言われて、少し心が動いてたら、月曜に作家の荒木さんが家にいらっしゃって「ただ明るく生きてる人は世の中にいっぱいいるけど、難病でも明るく生きてる人は滅多にいない。」と言われて、荒木さんと契約することになった。やっぱり私は素人だから、素人が書いた文は本にはなかなかできないらしい。でもプロの荒木さんが私のことを書くことで、自費出版ではなくて出版社をきちんとつくような本になると荒木さんが言っていた。

契約時に40万円お支払いして、本ができた時点で残りの40万円をお支払いする。それもきちんと出版できるような本にして、小笹さんが納得できた時点で残金をお支払いくださいと言われた。いわゆる私の日記を元にして荒木さんがゴーストライターになって書くんだけど、私もたぁちゃんもそれでいいと思って明日契約することになった。とうとう本ができそう。