ケアマネさんがお帰りになって、すぐに荒木さんがお見えになった。風邪で2週間お休みだったので、3週間ぶりにいらっしゃったけど、先週お休みしますって電話をもらってすぐに、「お大事になさってください。」って葉書を出したら、それにすっごく感動なさってた。「優子さんが優しいのか、それをすぐに行動に写すご主人が優しいのか。」って、言ってたけど、たぁちゃんは私がやってって言った事は絶対服従だから、さぁどっちが優しいのか考えちゃった。荒木さんには、2004年からの日記がほとんどいってるんだけど、荒木さんは「小笹さんは、考え方が一番すばらしんです。」って言う。昨日も「私も試されてるかもしれないけど、周りの人間も私にどうやって接するかを試されてると思ってる。」って言ったら、「病気になって、自分が試されてるって思う人はいっぱいいますけど、まわりの人間も試されてるって考える人は少ないと思いますよ。」って、感動してた。私にとっては普通のことなんだけど、荒木さんからすると普通のことじゃなくなるから、なんかやっぱり作家だなって思った。私、偽りの優しさを持った人間って、目を見たらすぐにわかるんだよね。