去年、元ボクシングヘビー級世界チャンピオンのモハメド・アリが亡くなった。

彼が昔、ジョージ・フォーマンと試合をしたのを、なぜか私は観ている。それからしばらくして、彼がパーキンソン氏病になったことを知った。でも、がんばって生き続けている彼を見て、"偉いなぁ"と思っていた。


最近、彼のことがテレビでやっていて、すごくいいことを言っていた。
「この病気は神様からのプレゼントだと思っている。」
いい言葉だと思った。

 私も今、確かに難病の脊髄小脳変性症である。最初はこの病気を知らない人が多くて、どうにかすれば必ず治るよ、と言われた。でも、進行はしても治る事は決してない。
でも、私も彼のように「病気は神様からのプレゼント」だと思うことにした。

 

晩年、彼は「今の目標は人助けをすることと、死ぬ準備をすることだ」と言っていた。

私もこれを目標に生きよ。