どーもーアベしです。

アドレスV100腰上オーバーホール。

では、早速ですが続きをどうぞ。







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これだけスッキリスペースがあるから、ソケットレンチや締め込む時にトルクレンチも入る。

手トルクですが…何か?

なんてね〜はいはい、ちゃんとトルクレンチ使いますて…。









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いよいよシリンダーヘッドが外れた。
空冷だから、スタッドボルトが錆びてないのでキレイだ。







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燃焼室は黒いが、カーボンの蓄積は薄くパーツクリーナーでほぼキレイになった。








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スポッとシリンダーが抜けた。
固着して抜けない時は、ゴムハンマーで軽く叩くと抜けるが、今回はすっぽっん。







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こんにちは〜ピストン。
丸14年よく頑張ったな。
ありがとう。








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シリンダー内側は、傷も無くカーボンの蓄積も少なく意外とキレイだが……。










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リングより下が黒いな。
ピストンリングの磨耗により圧縮が抜け弱くなっていた証拠。

6万㎞は引っ張り過ぎた。

ピストンリングが役目を終えると焼き付きの原因になるから、危なかったな。








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ピストンの裏側にカーボンの蓄積がある。
例えば、キャブセッティングが当たっていてアクセル全開が多いと綺麗なキツネ色になる。

こりゃ…キャブセッティングがダメで、アクセル全開が足りない。

公道だから勘弁しておくれ。









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シリンダー排気ポートも思いの外、カーボンの蓄積が少なかった…がせっかくだからキレイにしようじゃない。







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サンドペーパーで磨いた。
鏡面仕上げまでは程遠いが、少しはキレイ…じゃろ。








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オーバーホールで一番大変な作業がコレだ。
ベースガスケットの剥離。
こまめにシリンダーを抜いているレーサーはこびりついたりしないから簡単に剥がれるが、丸14年の歴史はなかなか剥がれない。

スクレイパーで地道にコツコツ…。

















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のんびり確実な作業、


これだけで、多分1時間近くかかった。








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各所に2ストオイルを塗布しながら、ニューピストンを組んでサークリップをはめる。

リングの切り欠き位置を確認。

いよいよシリンダーを入れる。

今度はいつ会えるかのう…。

頼んだ…つぶれんなよ〜。









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シリンダーを入れたら、クランキングしてピストンを動かして芯を取る。










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シリンダーヘッドを所定のトルクで締め込む。

昔、モトクロッサーのオーバーホールは手トルクだったが…トラブルは一度も無かった。

エンジン一発始動。

しばらくアイドリングで、様子を伺う。

シリンダー付近に耳を傾けて、音にも注意する。


明日の通勤から1往復は慣らし。

また延命しました。

アドレスV100 ABSE(アベしスペシャルエディション)

サムイ…じゃろ。

夏はまだまだ始まったばかり。

暑いですわ。


では、いつかまた。

オワリ。