わたしの手の指は

ミミズにそっくりなのです




幼い頃 

あなた方をたくさん集めて

大きな窪みの水溜りに入れた


みんなで仲良く

水を飲んでくれたらいいなと

思ったのです







あなた方は死んでしまいました

わたしがしたことは

水責でした







自分の指を見る度に

あなた方を思い出すのです


懺悔であれ

呪いであれ