akkunが去っていく・・・(北海道ロードレース完走記) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 昨日は私が所属する部署が主体となってセミナーを開催した。2人の講師を迎えてのセミナーだったが、2人とも当然のごとくパワーポイントを使い、ビジュアルを駆使しての講演だった。


 そういえばおよそ2ヶ月前、私も25分間の講演を行ったのだった。このとき「最近の講師の方はよくお使いになるのですが、パワーポイントなどは使われますか?」と聞かれて即座に「使いません」と答えた私。多分この講演が最初で最後の講師経験となるであろう私には、パワーポイントも含めて資料を作るなどとはまったく考えていなかった。しゃべりだけの勝負となったのだ。


 昔、研究発表とかをしたときに、上手な発表は図表をうまく使うことと教えられた。でも、本当にそうなのだろうかと、最近ちょっと疑問を感じている。


 例えば代表的な話芸である落語とか講談。んな、図表とかフリップとか使う?使わなくてもしゃべりだけで光景を思い浮かべさせるよね。それがうまい芸人。図表を見せなければ理解させられない人の話は、正直言って聞いててもつまらない。うまい人の話には図表はいらないと感じているのは私だけ?


 さて完走記を続けます。レースはまだ始まったばかりです。


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 いちおう最初に懺悔をしておこう。レース中も珍しくForerunnerを使った理由。ここまで隠してきたけれど、このブログ内では隠し事をするわけにはいかない。それは・・・手抜きをしようと思ったため。駐車場からJR駅、真駒内駅から競技場、そして帰りなど、小刻みに走ってオクトーバーランの距離を稼ぐつもりだった。あとから走った距離を計算するのが面倒で、走るときは全部Forerunnerをつけておけば、あとで今日の走行距離を一発で出せるなどと思ったのが間違いだった・・・。逆にラップタイムを推定するために余計な計算をしなければならなくなった。


 でも、気を取り直して走らねばならない。


 この公園内、けっこう走り方が難しい。コース幅は狭くカーブはきつい。しかもアップダウンもある。加えて今年は時間がわからない!なかなかスタート直後のペースをつかむには難しい。


 やがてForerunnerが示した1kmラップは5分そこそこ。私の場合、これまでの経験では、最初の5kmで25分を切れるかどうかが一つの目安である。25分を切っていれば100分を切れることが多い。そのためにはキロ5分を切って、なおかつ無理なく走らなければならない。


 フルマラソンのときもそうなのだが、私の場合はスパートが続く距離は10kmまでである。だからフルでは、極力30kmまでは我慢して走らねばならない。そこから10kmスパートして、最後の2km余りは根性で走る(笑)。だがハーフの場合はちょっと違い、5kmから15kmまでは頑張って走る。そこからゴールまで6kmあまりを我慢して走る、というのがいつものペースだ。


 ちなみに昨年の北海道ロードレースで実質的自己ベスト(自己ベストを出したおたる運河ロードレースは、距離が短かったと思われる)を出したときのペースは以下の通り。


スタートロス   7秒

5km    24分16秒(24分09秒)

10km   46分58秒(22分42秒)

15km   1時間09分23秒(22分25秒)

あと5km   1時間14分22秒(4分59秒)

ゴール   1時間37分43秒(23分21秒)


 昨年はOgakunから逃げて、交わされてからもしばらくは追いかけてと、うまく最後までペースをあまり落とさずに走ることができた。しかし今年はOgakunは出場していない。Ogakunに代わる目標が現れるかどうかが好記録へ向けてのポイントだった。


 しかしそれ以前にまずはペースをつかむこと。公園内のルートが下りに差し掛かるとともに、気持ちペースをあげた。下りではブレーキをかけない走りを心がけようとも思っていた。


 公園内では無念のDNSとなったsibaさんが応援してくれていた。その応援にもしっかりと応え、公園内のコースを後にする。堤防を越えて河川敷内のコースへと出た。焦らず、急がず、ペースに乗るぞ。


 しばらくして私に並びかけてきた人影があった。akkun だった。二言、三言と言葉を交わし、やがて私を抜いていった。昨年のこのレースのときは面識がなかったが、どうやら終盤で私がakkun を抜いていったらしい。そして今年のレースでの激戦の模様は前にも書いたとおりである。このまま置いていかれればakkun の勝ち。しかし後半追いつく展開になれば私の勝ち。今日は最後までへばらず行くぞ!この時点では私も鼻息が荒かった。


 5km通過タイムは24分44秒。スタートロスを差し引くと、24分36秒。昨年よりはちょっと遅いが、まだまだ挽回できる範囲内だった。しかしこのときの私は正確な通過タイムを知らなかった。ただここまでのラップから24分台で走っているはずと思っていた。(つづく)


 後半は オレのものだと 爪を研ぎ


 今日の練習内容


 平地で雪の予報も出ていたが、日中ちらほらしたくらいで、積もりはしなかった。オクトーバーランの関係で、2日連続のランオフだけは避けたいところ。ということで、寒くて億劫だったが少しだけでもと走ってみるつもりだった。だが、帰宅する頃には冷たい雨。風邪気味でもあり、さすがにこの中は走れないなと、迷いなく決める。いいのか?これで。


 今週末の予報は雨模様。週末の帳尻あわせランがなければ目標到達は厳しい状況。ピンチである。


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