世ノルまで45日 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 FISノルディックスキー世界選手権札幌大会まであと45日。今朝の北海道新聞には特集が出ていた。


 北海道の方はご覧になった方も多いと思うが、あらためて今日の記事の内容と、世ノルについてのお話しをしていきたいと思う。


 最近では、12月20日の記事12月29日の記事 の中でも触れているのだが、このノルディックスキー世界選手権(以下、世ノル)というのは、実はオリンピックと並ぶ、世界最高レベルの競技会なのだ。2年に1度開催され、かつてはオリンピックが世界選手権を兼ねて行なわれていた時期もあるが、現在ではオリンピックの前年、そして翌年に行なわれている。この世ノルがアジアで開催されるのは(札幌オリンピックは世界選手権を兼ねて行なわれていたが)初めてのこと。今回も、世界を代表するトップアスリートたちが、札幌へやってくるのだ。


 期間は2月22日(木)から3月4日(日)の11日間。クロスカントリー、ノルディックコンバインド、ジャンプの3競技18種目が行なわれる。


 クロスカントリーは男女それぞれ6種目ずつ。ノルディックスキーの原点であり、高低差のあるコースを滑走してタイムを競うものである。


 かつてはクラシカル走法(C:コースについた2本の溝に沿ってスキー板を並行に滑らせる)で行なわれていたが、現在はこれにフリー走法(F:特に決まりはないが、スケーティング走法が主流)が加わり、種目で使い分けられている。


 今大会の種目は、男子が、スプリント(C)、チームスプリント(F)、パシュート15km(C)+15km(F)、15km(F)、50km(C)、リレー4×10km(C/F)の6種目、女子が、スプリント(C)、チームスプリント(F)、パシュート7.5km(C)+7.5km(F)、10km(F)、30km(C)、リレー4×5km(C/F)の6種目が行なわれる。


 今大会で何といっても画期的なのは、屋外競技であるクロスカントリースキーが札幌ドームで行なわれること。ドーム内に11トントラック330台分の雪を敷き詰め、そして屋外とつなげることでこれを可能としたのだ。クロスカントリーとコンバインドのスプリント競技が、札幌ドームで開催される。


 22日は男女スプリントの予選のあと、開会式(大黒摩季さんが、2曲歌うそうだ)が行なわれ、その後今度はスプリントの決勝が行なわれる。翌23日は、男女チームスプリントが行なわれ、その後コンバインドスプリントの後半距離が行なわれる。なんといっても、女子スプリントではこの種目のスペシャリスト・夏見円さん (今日のサッポロスキッド杯も、予選から決勝まですべてトップで優勝したようだ)に期待がかかる。また福田修子さんと組んだチームスプリントでは、トリノオリンピックでも見事に8位入賞(日本の女子クロスカントリー史上初めてとなるオリンピックでの入賞)しており、期待の種目である。


 私はいずれもSS席を購入し、しかもその席はゴール前の最も走路に近いブロックという、ベスポジなのだ!でもね・・・まあ、ボヤキは最後に残しておこう。


女子スプリントコース


 スプリント以外の種目は、白旗山競技場で行なわれる。こちらは私は行ったことがないのだが、札幌のクロカンスキー愛好者にとってはおなじみの場所ということになるのだろうか。


 続いてノルディックコンバインド。こちらはすっかり荻原健司さんらの活躍によって有名になったが、ジャンプとクロスカントリーを組み合わせた競技で、再三のルール変更もあり、ジャンプのアドバンテージだけではなかなか勝てなくなったことと、各国の選手たちのジャンプの技術の向上もあって、最近では苦しい闘いが続いている。


 リレハンメルオリンピックのコンバインド団体で金メダリストとなった阿部雅司さん がコーチを務めており、エースの高橋大斗選手や小林範仁選手らの活躍を期待したいと思う。


 今大会は、スプリント個人戦、15km個人戦、団体戦の3種目が行なわれる。


 最後にジャンプだが、これら3競技の中で、これまで日本人が最も活躍してきた競技と言えよう。札幌オリンピックの70m級純ジャンプでは表彰台を独占したり、その後も何人かの世界チャンピオンを輩出している。その中の1人である原田雅彦さんも、今大会の広報大使として頑張っておられる。


 ここ数年は不振が続いているジャンプ陣だけど、先日のワールドカップではベテランの葛西紀明さんが3位に入るなど、まだまだ頑張っている。これに若手の伊東大貴さんや高校生の伊藤謙司郎さんらが負けじとついていってほしいところだ。


 今大会は、ノーマルヒル個人戦、ラージヒル個人戦、そして団体戦が行なわれる。


 ということで、こんな大会、次はいつ北海道で(というより、日本で)開催されるかわかりません。お時間のある方はぜひ、ご覧になってみてください。特に、中学生以下は無料で見ることもできます。世界の一流アスリートを見ることができるせっかくのチャンス。ぜひとも活かしていただきたいと思います。


 さて、22日と23日のチケットを買ったのはいいのだが、実はこれを申し込んだのは東京マラソンの抽選に漏れたあとのこと。だから安心してチケットを申し込んだ。ところがその後、追加当選してしまったため、予定がボロボロになっている。


 東京マラソンは2月18日。そして22日は木曜日なので、アスリートの風がある。でも1回くらいはレポートを事前に提出してHITOMIさんに読んでもらってもいいだろうと思って、この日のチケットも申し込んだ。ところが東京マラソンに出ることになり、その直後の放送は東京マラソン特集になるという。そうしたら、HITOMIさんもN社長も東京マラソンに出られない中、スタッフからただ1人参加する私としては、この日のレポートをしないわけにいかない。となると、スプリントの予選と開会式のみを見て、スタジオから生レポートというのも考えた。でもね、せっかくの決勝を見ないのはもったいない。


 それなら、私の代りに目一杯応援してくれる人がいたら、進呈してもいいのではないだろうか、と考えているところ。決断したらこのブログで告知するので、そのときはどなたかもらってやってください。


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 2週間走らなかったことによるブランクの影響は、思った以上に大きかった。走りだすと、昨日より鼻水も咳も出なかったのだが、体は疲労感に包まれていて全然動かなかった。昨日は5kmしか走っていないというのに。走りだしたとたん、今日は前途多難という予感がした。


 まあ今日は、ペースは控えめで10km程度を走ろうと思っていたこともあって、意識して抑えて走った。


 ところが結果的にみると、今日もキロ6分ちょいのペース。昨日よりもちょびっと速いくらいだった。昨年の夏以降の練習の内容を見ても、やはりスピードは増しているようだ。それが秋のレースの好結果にも結びついたのだろう。


 だが、9kmくらいで足はぱたっと止まる。最後は予定のコースをショートカットしてほぼ10kmで終えた。


 昨年、洞爺湖でフルを走ったあと足の調子が悪く、2週間のランオフ~通院となった。そしてぶっつけ本番で利尻島一周悠遊覧人Gに参加したのだが、あのときは半分くらい歩いたとはいえ、よくぞ55kmを完走できたものだ。2週間走らないでいて、それから走るということがいかに大変なことか、今日は改めて実感した。


 今日の走行距離 10.1km   今月累計 18.7km


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 (緊急告知)


いよいよ明日、1月9日(火)です!

PM9:00~11:00 TBS系(北海道はHBC)にて全国放送決定

難病と闘う子どもたち~私たちはこんな病気と闘っています


http://www.tbs.co.jp/program/nanbyou_20070109.html


 この番組の中で、モルキオ病(ムコ多糖症4型)も取り上げられます。司会は新庄剛志。モルキオ病のレポートは、元モーニング娘。の石黒彩が行なっています。ぜひ皆さん、ご覧ください。


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 (緊急告知~2)


 旭川を障害者スポーツのメッカにしようと頑張っている人たちがいる。まだまだ一般の市民の認知度は低いけれど、少しずつ、着実にその歩みは進んでいる。


 これまでも、トリノパラリンピック金メダリストの大日方邦子さんの講演会や、荒井監督、井口深雪さんの講演会、障がい者クロカンフェスタのことなどを伝えてきたが、旭川ではこれからも障害者スポーツ関連の行事が目白押しである。


1月13日~14日 ジャパンパラリンピックアイススレッジホッケー

     大雪アリーナ

 詳しい日程などはこちら を。


1月20日 障害者アスリートトークセッション

     旭川パレスホテル

 詳しくはこちら を。