バンクーバーパラリンピック目前 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 道内在住の方は、今日の北海道新聞朝刊で、バンクーバーパラリンピックの特集記事がありましたので、ごらんになった方も多いことと思います。オリンピックの熱戦が繰り広げられたバンクーバーで、明日からパラリンピックが開催されます。


 トリノパラリンピックから、もう4年が経過したのですね。なんだかあっという間の気がします。


 4年前は旭川にいたのですが、そのときはクロスカントリースキーチームを応援する写真展をやったり、壮行会をやったりと、Ogaman大活躍でした。本当に頑張りましたよ、あのときは。


 2006年1月4日、5日の2日間。旭川の買い物公園に面している商業ビルのアトリウムで写真展を2日間開催したのですが、暖房も入っていないアトリウムですから寒くてねぇ。軽く氷点下10度以下になりますからね。


Road to SAROMAN BLUE-写真展

 本当は1月4日が仕事始めですが、2日間休暇を取ってこちらに張りついていたんです。他の仲間は民間企業の若者たちですから、こんな時期にもっと休暇を取りやすかったのは、公務員である私だったということなんですが(笑)。


 壮行会の方はなぜかチーフプロデューサーなる役目をいただきまして・・・というのも、主催した焼き鳥大学(旭川の活性化を図る若者有志のグループ)は20代、30代の若者による集まりで、唯一40代だった私の年齢が突出していたという理由なのですが(笑)。


Road to SAROMAN BLUE-壮行会


 そりゃあ、私が仕切った壮行会ですから、笑いの渦に包まれましたよ。本人はいたって真剣でしたのに。未だに当時の参加者の間で語りぐさになっているのは、「トリノのメダルは固い!」事件です。


 こういう壮行会では、日本酒のこも樽の蓋を数名が木槌で叩いて割る、鏡割り(鏡開き)という儀式はつきものですよね。やったんですよ、我々も。


 でもね、皆さん、鏡割りってやったことがありますか?もちろん私はそれまで見たことはあっても、仕切ったのなんか初めてだったんですよ。焼き鳥大学のメンバーは若者ばかりですから、もちろん誰一人として鏡割りを仕切った経験者なんかいません。


 旭川には酒蔵もありますので、そこからこも樽を安価で提供してもらって、準備は完了しました・・・と思ったんですけどね。


 当初、鏡割りをする顔ぶれに、私は入っていませんでした。ところがなぜか、本番になって急遽私も木槌を持たされたんですね。クロスカントリーチームの荒井監督や来賓の旭川市長らとともに。で、発声のかけ声に合わせて、叩いたんですよ。でも、蓋が割れないんです。力が弱かったかと思って、もう一度かけ声に合わせて叩いたんです。でもやっぱり割れません。いやはや、焦ったのなんの・・・。背中を冷や汗が滝のように流れていきます。


Road to SAROMAN BLUE-鏡割り


 何度繰り返してもダメなんです。繰り返すほどに力も入り、蓋はどんどんめり込んでいきます。結局、蓋は割れませんでした。


 あとから知ったことですが、鏡割りのときは、叩いたらすぐに割れるように、あらかじめ蓋に切れ目を入れておくそうです。そうとも知らずに力任せに叩くものだから・・・割れるわけがありません。


 いやはや、あのときは生きた心地がしませんでしたね。


 ただ、誰ともなく、


 「これでトリノのメダルは固いな」


 と言ってくれて笑いの渦が広がったことに、本当に救われました。


 ちなみにその蓋は、クロスカントリー選手団のお守りとなったそうです。そしてその力もあって、小林美雪選手は金メダルを獲得しました。


 それから4年。当時送り出した選手たちの中には、今回も代表選手として出場する選手がいます。


 前回高校生だった太田渉子ちゃんは20歳になりました。


Road to SAROMAN BLUE-太田渉子ちゃん


 日本のエース、新田さんは健在です。一緒に写っているタコおやじは気にしないでください。


Road to SAROMAN BLUE-新田さんとタコ


 新田さんの紹介動画はこちら


 シットスキーの長田さん、スタンディングの出来島さんも、トリノに続く出場です。


 そのほか、アルペンのシットスキーの長野、トリノの2大会の金メダリストである大日方さんは、旭川で講演をされたときにお会いしました。


Road to SAROMAN BLUE-大日方さんと


 アイススレッジホッケーのGKである永瀬さんは、旭川在住ということもあり、旭川時代には何度もお会いする機会がありました。


 アイススレッジホッケーの動画をごらんください。




 こうした選手たちをはじめ、日本代表選手たちには、力の限りを尽くして闘ってきてほしいと思います。


 なお、バンクーバーパラリンピック情報は、かんなねこんねのサイト で臨場感溢れるレポートが伝えられると思います。






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