8/11は柿崎芽実さんの卒業セレモニーに参加してきました。

 

卒業発表をした6/21から、卒業理由について色々な憶測が飛んでいましたが

セレモニーでは本人の言葉で理由が語られました。

 

 

「ストーカー被害にあっていて、人前に出るのが怖くなった

 ストーカー行為は絶対にやめてほしい」

 

 

 

 

予想だにしていなかった理由でした。

そして、一番聞きたくない言葉でした。

 

これって、要はファンが原因でアイドルを辞めるってことですよね。

 

一部の悪質なファンへの言葉だとはいえ、

自分もファンの一人としてアイドルに言わせてはいけない言葉だし、言ってほしくない言葉でした。

やりきれないです。

 

 

同時にとても腑に落ちた感覚になりました。

どうして芽実ちゃんは辞めちゃうんだろう?まだまだ若いじゃないか、これからじゃないかってずっと思ってた。

 

でも、ずっと怖い思いをしてたんだね。

たまたまセレモニーの前日に私も変質者にあうという出来事があってとても怖かった。

もしかしたら芽実ちゃんはもっと悪質だったのか知れない、頻繁だったのかもしれない

アイドルをやってる以上、ずっとそれがつきまとうなら、辞めるという選択は正しいよな、と。

アラサーで大柄な私だってあんなに怖かったのに

あんなちっちゃいかわいい10代の女の子が、どれだけ怖かっただろうと胸が痛みました。

 

 

 

本来なら芽実ちゃんの今までの活躍を労ったり

今後の人生の幸せを願いたいのですが

ストーカー被害の衝撃が尾を引いていてまだ整理がついていない部分があります。

 

 

 

私はストーカー行為はしていません。

でもアイドルが嫌だなって思うような言動をとっている可能性はあります。

握手会で「釣ってください」とかよく言うし

もともと人見知りだからフレンドリーに対応できていないと思うし

それ以外にも無自覚に不快な思いをさせていることもあるかもしれない。

自分や相手の体調、気分でちょっとしたことが他人を傷つけることっていくらでもあると思うんです。

自分は大丈夫、て思い込みが一番危険です。

 

 

擁護するわけではないけど、ストーカー自身も悪意があったわけじゃないと思うんです。

もしかしたら、喜ばせたい一心での行為かもしれない。

(ストーカーも様々なので一概には言えないけど。。)

そういう意味では無自覚だったんだろうし、悪意のない嫌がらせっていう意味では

誰にでもやってしまう可能性があることを改めて実感しました。

 

 

 

そして、卒業の日から「ストーカーを許せない」「運営も警察も無能」

というコメントが目立っているのが気になります。

 

 

芽実ちゃんからのメッセージを改めて考えてほしいです。

芽実ちゃんは「ストーカーや運営や警察を憎みましょう」っていうメッセージを伝えたかったんじゃないよね。

「アイドルもファンもお互いに気持ちの良い関係性でいましょう」って伝えたかったんじゃないかな。

 

ファンが今すべきことは、ストーカーや運営や警察を批判することではなくて

過去の自分を自制すること、そして今後どうやって関わっていくかを考えることだと思うんです。

 

 

 

 

 

最後に芽実ちゃんへ

 

 

今までお疲れ様でした。

芽実ちゃんのウィンクが大好きでした。

ずっとずっと元気でいてね。