前述、井口眞緒さんとの別れがきっかけで、出会った新しい音楽。
それが私立恵比寿中学。
坂道にハマる前まではエビ中ファミリーだった私。
改めてエビ中っていいな。。。となるきっかけまでの流れはこちら。
坂道が聴けなくなる
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知り合いがWACKにハマっているので
ギャンパレを聴いていたら『らびゅ』でほろほろ泣く
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他の曲を聴いても眞緒ちゃんの曲に聞こえる
(One more time One more chance 状態)
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WACK(特にBiSH)を聞き直す
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BiSHの『オーケストラ』に感銘を受ける
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BiSHとエビ中の対バンに行ったことを思い出す
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エビ中のMUSICフェスの動画を観る
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『Family Complex』の良曲ぶりに感心
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エビ中を聞き直す(今ここ)
とにかく『Family Complex』の楽曲のレベルの高さが素晴らしい。
何年坂道を追ったとしても、こんなユニークな曲は出てこないな、と思いました。
最初はダンスミュージックにラップを交えかっこいい曲かと思いきや
1番と2番の間で転調して、最終的に王道のアイドルソングになるなんて・・(しかも歌詞がファン想い)
楽曲提供が岡崎体育と知って納得しました。
さすがキラーチューンメーカー。
その流れで聞いたエビ中の直近のアルバム『MUSIC』と『Playlist』が名盤過ぎてもう。。。
全曲レビューしたいところをぐっとこらえて、改めて気づいたエビ中の魅力を語ります。
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エビ中の魅力①
楽曲の豊富さ!
専属の音楽プロデューサーがいない、かつ有名ミュージシャンからの楽曲提供が多いのはスタプラの強み。
例えば「曇天」なんかは吉澤嘉代子が作詞作曲なわけだが
え、これ嘉代子名義で出さなくていいの?提供しちゃうのもったいなくない?
とつい思ってしまうくらい。
あと、歌割がとてもユニーク。
大所帯アイドルの場合、Aメロ①/Aメロ②/Bメロでグループ(ダンスのフォーメーションに依存していると思われ)ごとに歌ってサビで全員歌唱という流れが多いイメージで、センターの子で漸くワンフレーズソロパートがあるくらいなのに
エビ中は曲ごとに歌割が全っ然違う!
サビでソロパートがあるのもザラ、
複数人で歌うこともザラ、
全員歌唱がサビじゃないこともザラ。
曲ごとにこだわりを持っていくつもの引き出しを持ってるのが素晴らしい。
エビ中の魅力②
パフォーマス力の高さ!
やっぱり口パクなしであれだけ歌って踊れるのはすごい。
ライブを観ていて事故になっていない。
特に柏木ひなたさんの安定的で力強い歌唱力と
安本彩花さんの少年のようなクリアボイスが素敵。
エビ中の魅力③
格差無きメンバー序列!
エビ中にはセンター、エース、リーダー、リードボーカルこれらすべてが存在しません。
特定のメンバーのフィーチャー曲は存在しているもののその場合は全員分同時に作る。
全員が主人公。
全員横一列。(「サドンデス」から引用)
私がゆとり世代だからでしょうか・・。
これが落ち着くんです。
センターや選抜争いも無い
誰かの影が薄くなることも無い(ちなみに歌割もほぼ平等らしい)
安心して見ていられる。
エビ中の魅力④
少数精鋭のメンバーたち!
エビ中は加入と転校を繰り返すグループです。
にも関わらず、メジャーデビューして8年近く経っても加入はしたのは2人だけ。
その間5人のメンバーの転校や卒業があったのに。
メンバーの減少はグループとしての戦力ダウンにつながります。
そしてメンバーの加入は話題性があります。
なのにむやみにメンバーを加入させず
現行のメンバーの意思を汲んでいる運営さんにはとても好感が持てます。
(いつだかインタビューで現在の6人のメンバーで続けたい、という意思を持っていることを知りました。)
2019年のMUSICフェスを観た時に、今の6人は本当にエビ中を続けたいことだけが残ったな、という感じがしたんです。
アイドルはどうしても大人たちに搾取される少女たち、というイメージがついてしまいがちなのに
この子達は搾取されず、今のエビ中のメンバーで最善のグループ活動をしていると感じました。
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こんなところでしょうか。
今ではこのブログを読んでいる人はほとんどいないだろうけど
誰かに届いてほしい。
とてもいいグループだから。