桜の便りもちらほら聞かれる今日この頃
長野県伊那市の高遠の小彼岸桜の開場も今年は3月下旬からとか。
この写真は孫と凍み大根を作っているところです。
昔はどこのおうちでも作っていた凍み大根。冬の保存食です。
私も飯田下伊那の出身ですが、実家は核家族の非農家だったので
実家で凍み大根を作ったことはありませんでした。
なので凍み大根の存在すら知りませんでした。
嫁いできてはじめてその存在を知りました。
毎年大寒の頃になると義母がせっせと作っていました。
私が作るようになってからは大根の皮は剥きません。
表紙切りや輪切りにしてから
蒸します。
雨の当たらない軒下に干します。
1か月くらい干したら
出来上がりです。
明後日は義母の四十九日ですが
嫁いでから義母から教えてもらった技が義母の形見となりました。
これからも大根を栽培するところから
そしてこの技を繋ぎ、孫とともにできる幸せ。
ずっと繋いでいこうと思います。