なでしこ道場 師範 さみーです。


映画「洗骨」




生と死に直面する生々しい映画です。

人の強い面、弱い面も生々しく描かれています。





少し前に、娘の卒業旅行に沖縄へ行きました。


「久高島」へ行ってきたんです。







久高島へ行って、感動と驚きを感じたこと。


それは、海が綺麗なことはもちろんですが、神を崇めているのではないということ。




久高島を案内してくださった方が教えてくれました。



「ここは、「祈り」の場所だよ。」


祈りの場とはいえ、あるものは、石や自然に育っている植物。砂浜の砂。


あまりにも、自然すぎて、何も知らずに行ったら、見過ごすような場でした。





島の人たちは、「祈り」をとても大切にしている。

「祈り」とは、願い事ではなく、感謝なのだと。



いま、ここに存在し、生きている。そのものに、感謝の祈りを捧げる。





久高島は、特別な何かがあるわけではありません。


しかし、特別な何かがあります。





観光地的な派手さはない。

しかし、イノチが騒ぐような、、、

そして、イノチが深く深く治るような、、、



「感じる」ことの極致な気がします。





お店はほとんどなく、あるのは、自然。


やることは、ない。
けれど、やることはたくさんある。



包まれているような暖かい場所。

恐怖さえ感じるような力強い場所。

ここは、天国なのかと思うほど美しい場所。

このままここにいたら、死ぬのかもしれないという思いが湧き上がってくる場所。

生きる。を感じる場所。

死を感じる場所。




それぞれの対極を感じられる場というのは、エネルギーに満ち溢れていて、それは、これ以上は、人間のエゴで踏み入れてはならない。

そして、人間が踏み入れられるような場ではない。


そんな風に感じました。





人工的な美しさや、派手さは、とてもわかりやすく、人を魅了させやすいですよね。


そんな美しさも、好きです。
そこでしか、味わえない感覚があります。


同時に、人の力ではどうにもならない、自然の美しさもあります。



どちらの美しさにも、感動と恐怖を併せ持っているように感じますが、自然の美しさには、感動も恐怖も、ものすごい大きく感じるものなんだと感じました。






「久高島」に行く前には、すごいパワースポットだよ。とか、呼ばれた人しか行けないんだ。


と聞いていましたが、それは、誰かが特別で、誰かは、特別ではない。とか、人のエゴのようなステイタスで言われているのではなく、島へ訪れた人にしかわからない、感動と恐怖が、そんな表現となっているのかなと、思います。






そうそう!!
久高島で、案内してくださった方に、教えていただいた、


映画「洗骨」





ガレッジセールのゴリさん監督の映画です。





この映画が、久高島で感じた、感動と恐怖に似ていて、とても素晴らしかったんです。


素晴らしいということは、やはり、ドッと疲れるような感覚もありました。




生きる。死ぬ。



これを本気で考え、思う時間でした。





人の弱さの、情けなさと美しさも感じられる映画で、簡単に良かった!とは言えない映画でした。



このブログを書けたのもやっと今なんです。




感動も、絶望も、あまりにも大きすぎると、すぐに、簡単に表現できなくなるものですね。





そんな色々なものを感じ、吸収できたことが、いまのなでしこ道場に、繋がっているんです。



さて、今週は、またまた凄そうな映画を見てきます。


お伝えできるタイミングで、お伝えします^_^




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