なでしこ道場 師範 さみーです。










綺麗な孔雀をみてきました。





先日、高校生の娘との会話で、




娘 「これ欲しいなぁ。。ボソボソでもなぁ。。ボソボソ。。。



母 「あのさ、自分が欲しいと思ってるなら、その欲しいを堂々と表明しなよ」



娘 「でもさ、買ってくれないでしょ。この前、あれも買ってもらったし、金遣い荒いとか思われたくないもん。」



母 「誰に?誰に金遣い荒いって思われたくないの?」


娘 「え?周りの人に。。。」



母 「あのさ、自分が欲しいと思ってるんなら、堂々と表明しなよ。」

母 「でもどうとか、そんなの関係ないよ。まずは、欲しいと思ったその思いを表明したらいいじゃん。それを聞いて、私が買うか買わないかは、私の都合だから。」

母 「私の心に余裕があったり、いいね!って思えば買うし、機嫌悪かったり、いらなくない?って思えば買わない。それは、私の都合。」



娘 「でもさ、欲しいって言って買ってもらえなかったらショックじゃん」



母 「そりゃ、その時は、手に入らなかったらションボリするかもしれないね。」



娘 「そしたら、言い損になる」



母 「は?自分の欲を表明した瞬間に、セラピーだよ。言葉にした瞬間に、自分が、自分の欲を認めたことになるんだよ。それは、すごく気持ちのいいことだよ」


母 「そのときに、買ってもらえたら、嬉しい。買ってもらえなくても、後日買ってもらえるかもしれない。
どうしても欲しいと思えば、どうやったら買えるのか真剣に考えるかもしれない。もしかしたら、たいして欲しいわけじゃなかったと思うかもしれない。」


母 「でも、欲を押し殺したら、不満となる。欲しいけど、買ってもらえない。。どうせ。。。って捻くれていくよ。それは、自分に対して失礼な行為だと思うよ」



娘 「だって、学校で、欲しいものがあっても、すぐに買うのではなく、計画を立てて、本当に必要なのかどうかを考えることが大切って言ってたよ。」


母 「だから、買うとか買わないの以前に、欲しいものを欲しいという、自分の欲を堂々と表明したら気持ちいいよって言ってるの!」






私は、聖人君子ではないので、欲まみれです。




その欲は、いけないものだと思っていたときって、とても苦しかったんです。



正当な理由がないと、買ってはいけない。

正当な理由がなく買うことは、人としておかしい。



そう思っていたときは、「欲しい」という欲をシンプルに表明できず、言い訳みたいなことばかり考えて、すごく疲れたし、自分を浅ましいとも思った。



そういう感情は、自分への信頼、自信をなくしていたのではないのかと思う。





欲しい!したい!

みたいな欲って、人間誰しも持っている欲だと思う。




だからといって、欲に主導権を握らせるのは、違う。

犯罪にもなりかねない。



自分が、欲を操ってあげたらいいんだと思う。





それには、まずは、堂々と表明したらいいんだと今は思う。




変に気取ったりするから、拗れるんだ。




素直に表明していれば、健全で清々しい。

そして、誰のせいにもできない。




私は、娘には、自分の欲は、恥ずかしいものではなく、健全に生きてる証だ!と伝えたい。