今日、2週間ぶりに実家を訪問。

実は先週、定期検診があって3ヶ月ぶりにCTを撮ったのだが、胸膜に触れている腫瘍が3箇所あって、それが痛みの原因だとわかった。サイズも濃さもアップ。腫瘍マーカーも前回から倍増。

痛くて、ほんとしんどい。

そんな最近の状況と検査結果をいつものように淡々と親に伝える私。

でも話している間に涙も鼻水も出てくる。。。
俯きながら泣いてるのを隠したけれど、バレたかな。

父も母も切なそうだった。
うちの両親はどちらかというとクールであんまり感情を言葉にしてあらわさないタイプ。
それはいつもと変わらなかった。
けれど、今日は話を聞いてくれるだけで、何か言葉をかけてくれるだけで、とても心に染みた。心配してくれている気持ちが伝わってくる。

涙がしばらく止まらなかった。そしてわかった。

ああ、私、お父さんとお母さんに会いたかったんだ。
辛いって言いたかったんだ。

今まで、強がりな私は親にも弱音をほとんど吐けずにきた。
そんな私が、今日はちょっと弱音を吐いた。
これは大きな変化だと思う。

そして両親から感じた無条件の愛情。
病気だから、可哀想とかそういうんじゃなく。
私が元気でも病気でも同じく在り続けてきたものなんだ。

私はその存在をずっと知っていたけど、ちゃんと見ようとしなかっただけなのかなと思った。

私はちゃんと愛されている。

絶対治りたいなぁ。治って親孝行したい。