「坂本真綾LIVE 2011 in the silence」3日目 | おかぴの雑記帳

おかぴの雑記帳

おかぴが何か感じたことをいろいろと書き綴ったブログです。気まぐれ更新。

12月16日、天王洲銀河劇場で行われた「坂本真綾LIVE 2011 in the silence」3日目に参加してきました。
元々FC先行、携帯IDS!先行、ローチケ先行、etc…全てに落選し、観る予定は無くなってしまっていたんですが、Twitterのフォロワーさんのご好意により、開演直前に3日目のチケットを確保して頂き、参加する運びとなりました。改めて関係者の皆さんに、ここに感謝申し上げます<(_ _)>

今回のライブは、真綾さんが今までに出した3枚のコンセプトアルバム「イージーリスニング」、「30minutes night flight」、「Driving in the silence」の収録曲を全部、収録順に歌うということが事前に公表された、かなり異例のライブとなりました。これは本人がMCでおっしゃっていましたが、収録された曲をランダム、バラバラにやるのではなくて一つの作品として聞いてもらいたいという意向があったようです。なるほど…!

まず最初は「イージーリスニング」の世界。ステージ上の半透明なスクリーンに映し出された鳥籠とその中の小鳥。スクリーンが降ろされた状態での"inori"から、今回のライブは始まりです。
"blind summer fish"に入ると幕が上がり、エメラルドな衣装を身に纏った真綾さんが登場!
続いて"doreddo 39"も綺麗な高音で歌い上げ、最初のMC。今回のライブのコンセプトが改めて紹介されました。
続いて"afternoon repose"、"bitter sweet"、"another grey day in the big blue world"の3曲。このあたりの曲はなかなかライブで歌われることも無いだろうと思うのですごく新鮮でした。
そして2回目のMC。イージーリスニングは鳥籠の中の小鳥をイメージしたアルバムだということをこのMCで実は初めて知りました。このコンセプトを聞いて、birdsの歌詞にすごく納得できました。「光を見せて連れ出して」、鳥籠の中の小鳥、なるほど…!
こうして、最初の世界は終わり、真綾さん衣装チェンジ。

続いては「30minutes night flight」の世界。ムービーが流れ鳥が鳥籠を飛び出し夜空を飛び立つ飛行機に…!
"30minutes night flight"から、この世界はスタートです。この曲が始まると共に、スクリーンにはデジタル時計で30分間のカウントがスタートするという演出も。このアルバムは文字通り30分ぴったりに曲が収録されています。なんという粋な演出…w
続いて"ドリーミング"。アルバムではこの2曲がギャップレスで続けて再生されるようになっています。
このライブでももちろんアルバム通りに演奏され、おぉーって思いました。こうしたライブならではですね。
"記憶 -there's no end"はおそらくライブでは初めてだと思います。すごく優しい雰囲気に包まれて、若干寝かけました(オイ
"僕たちが恋をする理由"。今までのライブでも定番ですね。この2曲はホント気持ちよくてついウトウト(ごめんなさい
元々アルバムのコンセプトからしてこういうのは仕方が…(言い訳
"セツナ"。これは去年のFCイベント以来のはず。30minutes night flightと並んで、このアルバムの中では盛り上がる曲の一つだと思います。少々歌詞で「(´・ω・`)??」ってところが
あったのがちょっと残念だったかなあ…。
そして"ユニバース"。かぜよみライブでのあの青に染まる客席が思い出されます。
そしてED。時計のカウントが30分を指しこの世界は終了です。この世界ではMCなしで30分間ぶっ通しで演奏されました。

最後は最新アルバム「Drving in the silence」の世界。今回のライブで僕が一番楽しみにしていたパートです。30分間の夜間飛行を終え着陸した飛行機はそのまま車へと変身し夜道を…。
ムービーが変わり、海岸沿いを走る車の車窓。ピアノとパーカッションによるInterludeが演奏されました。
そして"Driving in the silence"のイントロが…!最初のイントロが流れた瞬間に泣きそうになりました。この曲はこのアルバムの中で1,2を争うほど好きな曲です。歌詞がすごく深くて、素敵です…。
この世界での真綾さんはサンタをイメージした(?)赤いジャケットに白のドレスで登場です。
"Sayonara Santa"。曲が始まるとステージの左右から大量のシャボン玉が!この曲のPVでは真綾さんが大きなシャボン玉を作っていてそのつながりだと思います。
"Melt the snow in me"。生で聞くとすごく神秘的でした…。
そしてここで久々のMC。今回のライブは非常にキャパシティの小さい会場で行われたわけですが、これはステージから全ての座席が見渡せる、ライブに行くんじゃなくて来ていただくホームパーティみたいなものにしたかったのだそう。このMCの次に演奏された"homemade christmas"もこういったコンセプトを持った曲で、暖炉を囲んでワイワイする家みたいな感じだそうです。真綾さん本人曰く「日本は暖炉のある家が少ないから、こたつをイメージしてもいいよ」的なこともw
"今年いちばん"。今回のアルバムの中でもしっとりとしたナンバー。
"たとえばリンゴが手に落ちるように"。真綾さん曰くライターさんに「冬っぽくないですよね」ってよく言われたそうでw
そして着ていたジャケットを脱ぎ、最後の2曲へ…
"極夜"生で聞くと壮大な曲だなあと思いました。
そして最後の曲"誓い"。力強い歌詞に力強い歌声。心に響きました…!
こうして「Drving in the silence」の世界も終わり、本編が終了です。

アンコール後のMCではプレゼントに関する話題が。実は今回のライブの参加者には入場の際にポストカードとミニ靴下がプレゼントされたのですが、ポストカードの方には、なんと100枚だけ真綾さんのサインが入っているとのこと!それを聞いて袋をビリビリ開けようとするお客さんに対して
「ほら今開けない!ビリビリうるさいでしょ!」と真綾さんwさすがですw
ちなみに自分のにはサインが入ってませんでした(´・ω・`)
ミニ靴下の方は何か小物を入れてくださいとのこと。スマホでもタバコでもetc…

MCの後は、10月にリリースされたシングル2曲(Buddy、おかえりなさい)を熱唱!Buddyはやっぱりライブ向きの曲だなあと思いました。照明がチカチカしてキツかったですがw
そしていよいよ最後の曲。今回はいつものあの曲ではなく日替わりで冬にちなんだ楽曲を歌いました。
この日の楽曲は…Rule~色褪せない日々
まさかこの曲がライブで聞けるとは思いませんでした…!またしても涙を流してしまいました。・゚・(ノ∀`)・゚・。

こうしてin the silence 3日目は終演しました…。

そういえば今回のライブでは1度も席を立つことがなかった気がします。楽しむライブではなくて、聞き入るライブといったところでしょうか?
まあ、楽しむといえば楽しむのですが、ステージ上に立つ真綾さんと一体になるのではなくて、真綾さんの歌声を聞いて何かを感じ取ると言った感じだったように思えます。
元々、真綾さんのライブはお客さん静かですし、コンセプトアルバム中心のライブではなおさらな気がします。
でもこうやって静かに聞き入るライブもいいなあと思いました。またいつかやってほしいなあ…。

最後に…Twitterのフォロワーのみなさんに改めて感謝申し上げます。ありがとうございましたm(__)m

セットリスト
1.inori
2.blind summer fish
3.doreddo 39
4.afternoon repose
5.bitter sweet
6.another grey day in the big blue world
7.birds
8.30minutes night flight
9.ドリーミング
10.記憶 -there's no end
11.僕たちが恋をする理由
12.セツナ
13.ユニバース
14.30minutes night flight ~sound of a new day
15.Driving in the silence
16.Sayonara Santa
17.Melt the snow in me
18.homemade christmas
19.今年いちばん
20.たとえばリンゴが手に落ちるように
21.極夜
22.誓い
23.Driving in the silence -reprise-

encore
1.Buddy
2.おかえりなさい
3.Rule~色褪せない日々
(3曲目備考、1日目:真昼が雪、2日目:冬ですか、4日目:木登りと赤いスカート、5日目:ポケットを空にして)