11月の次の一手③の2 | 岡山県将棋情報

岡山県将棋情報

住所不定玉の知り得る範囲で岡山県内のこども将棋関係情報を中心に掲載していく予定です。

下図は前エントリの最終図、ここでAが指したのは△6五桂!ある意味攻めの催促であり▲3二竜切りの王手を強要、▲同銀に△1一角成と進む。六角の王手が厳しい。

  →

一見自然な流れで先手指せそうに見えるが、このあとここで最善の受けは▲7七香くらいだろうが、△3三歩で▲1一馬を無力化し、6八玉への攻めが厳しいものとなった。

ここでBさんは▲5八玉と逃げた。これがまずく、△7八竜と王手をしながら金を補充、▲同銀なら△6八飛がピッタリ詰む。仕方なく▲6八桂と犠打を放ち、△7九竜に▲6九香と投資。しかしこのようなところにせっかく手に入れたばかりの桂香を投じるようでは残念な結果となった。

というわけで、上の局面となった。ここでAが指した手は△3八飛!詰将棋の手筋のような手で▲同金は△6八角成~△5九金の尻金の筋で詰みとなる。実戦では▲4八金と受けられたのだが数手先には終局となった。