その14 つかの間の休息


日々のブログからは逸脱しますが、ずっと書き溜めて下書き保存にした記事があります。


あまり良い内容ではないのですが私が今の場所に住むことになるまで。


ようやく気持ちの整理がついてきたので少しずつ推敲しながら公開していこうと思います。




帰宅後、シャワーを浴びて家族で明日のスケージュール等を相談。
日付変更線をかなり過ぎてようやく横になれました。実に44時間ぶり。

朝食の買い物がてら、電話連絡しかしていない職場へ挨拶に行きました。
夜勤の代打も決まっているとのことで一安心。

普段着で出向いて着替えの予定でしたが、時間がないかもしれないと判断。フォーマルで家を出ることに。
次男を後ろに乗せて今日もスクーターで向かいます。

到着後、買っておいたサンドイッチを長男次男と3人で分ける。食欲も出んわー。

精神的な疲労が限界だったので面倒なやり取りは弟に丸投げすることに。
アレが必要、コレはこうでないといけない、金絡みのやりとりに辟易。金を出すのはウチなんだから黙ってろと言いたい。慣習というのは実に面倒であるのだ。

午後から納棺を行うので棺に入れる品を探しに弟と実家へ。
いざとなるとどれを選べばよいのかさっぱりわからないし、どこに何があるのかもわかりません。

愛用キャラのぬいぐるみ、愛用のクッション、愛用のパジャマ、帽子を探し当てるのが精一杯。少なくて申し訳ない。
でも本当に「入れてあげたいもの」が見当たらない。

バタバタしているウチに昼になりました。
曜日の感覚も時間の感覚も完全喪失。そりゃあそうだテレビも見ないから外界と遮断されているようなものだもの。

パンを齧ってみるけど喉の通りが悪い。
腹が減ったを連呼し、常に何か食らっている弟の神経を疑ってしまいます。

通夜振る舞いの食事数、葬儀の精進揚げの食事数をまとめたりしないといけません。
重要な葬儀の焼香順。ぬかりないようにやらないと。

そしていよいよ納棺。
体格が良いときちんと棺に納まるのか心配になります。案の定組んでいた指が崩れました。
「いよいよやな」と胸がキューっと締め付けられる。
遺体は死後硬直があるので持ち上げても身体が折れ曲がらないんですよね。まるでマジックのよう。

ふと思い出した「ロックダム~風に吹かれて~」が頭の中でヘビーローテーション。

許されるならALFEEの曲で送ってやりたかったな。