病院も倒産します。


原因は、売上不振、事業上の失敗など様々ですが、放漫経営というより、診療報酬の悪化による収入減が大きく影響しています。


倒産件数は、2001年は21件、02年は31件・・07年は48件、08年は35件、09年は52件・・10年は41件、11年は32件と推移しています。


2009年12月に中小企業金融円滑化法によって運転資金の調達や資金繰りが緩和されました。


これにより倒産件数は減少傾向にありますが、企業再生支援機構による支援は多く、機構が手掛けた再生事業の3分の1は医療法人です。


200床未満の中小病院の倒産が目立ち、介護事業所も中小規模の事業所が大半を占めています。


診療報酬改定で、急性期の入院医療に重点配分された結果、大病院がその恩恵を受けただけのようです。


収入が減少するならば、コスト削減の必要があります。


シーツを看護師が病院の屋上で干すことなど、今ではどこの病院でもやっていません。


アウトソーシングが進み、病院事務までもがほとんどが派遣スタッフ。


病院が抱える経営的な問題もアウトソーシングとして経営コンサルタントに任せ始めています。


病院経営コンサルティング業務は、経営診断、経営戦略支援、アドバイスなど。


医療機関が直面する経営環境の変化に的確・迅速に対応するため、コンサルティングの必要性が増しています。


お問合せ先は奥田経営支援センターまで。

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