今回から各種ワクチンについて3回連続で公開します。いずれも過去の記事からピックアップしたものです。

 

<2013年11月の記事の再掲>

 

「インフルエンザ予防接種が義務じゃなくなった背景」 (←リンクあり)というタイトルで以前、記事にしましたが、インフルエンザワクチンにはほとんど効果がないという考えです。

そもそも、インフルエンザウイルスは絶えず形を変えていきます。(小変異=小規模の突然変異)

そして、それに対抗するためのワクチン製造は、大量生産が必要なので、実際にインフルエンザが流行する半年以上前に開発します。

専門用語で、今現在、流行しているウイルスを「流行株」と呼び、流行前に作り出したワクチンを「ワクチン株」と呼びます。

ワクチン開発時からウイルス流行時までの間に、インフルエンザウイルスは小さな変異を繰り返すため、流行株とワクチン株は一致しません。つまり、ほとんど(全くと言ってもいい)効かないということです。

 

実際に、インフルエンザ予防接種をした人々と、していない人々のインフルエンザにかかる割合を6年にわたって疫学調査した結果、両者に有意な差はみられませんでした。(前橋データ)

2000(平成12)年11月30日に当時、衆議院議員だった中川智子さんが、『インフルエンザ予防接種の問題に関する質問主意書』を国会に提出しました。

その中で、いわゆる「前橋データ」 (←リンクあり)と呼ばれる先述の調査結果について言及しています。

 

インフルエンザ予防接種をするか、しないかは本人の自由です。それをやめさせる権利はありません。

ただし、インフルエンザワクチンに限らず、ワクチン全体に言えることは、接種する人に正しい情報が十分に知らされていないということです。その代表的なものが子宮頸がんワクチンです。

 

「ワクチンを打てば、インフルエンザにかからない。」は真っ赤なウソ!

 

厚労省のサイト (←リンクあり)にも、

「インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があり、また、たとえかかっても症状が重くなることを防いでくれます。ただし、この効果も100%ではないことにご注意ください。」とあります。

 

回りくどい言い方ですが、要するに効果はないということです。

 

【令和元年11月21日追記】

令和のって感じで上記の内容から書き換えられています。上記の文章じゃ都合が悪いと思ったのでしょう。この記事の先の文章をご覧いただければお分かりのように、有効なワクチンは作りようがないのに、その説明は根本的な論理が破たんしていると考えます。

 

 

ぶっちゃけて言えば、インフルエンザワクチンの存在理由は、「ワクチンを接種することで安心できる人がいるから」ということと、「製薬会社や医療機関が、ぼろ儲けできる」という2点です。

個人的には、リスクのあるワクチンをわざわざ打ちたくありません。

 

 

元国立公衆衛生院疫学部感染症室長・母里啓子さんは、

「インフルエンザウイルスは変異のスピードが速い。ひとりの患者が罹った時と治りかけの時でさえ、かなり変異している場合がある。つまり、流行の何か月も前にこの変異を予測して、対応するワクチンを作ることは事実上、不可能である。

 

インフルエンザウィルスはのどや鼻の粘膜に付き、そこで増殖する。一方、ワクチンは注射によって血液中にウィルスの抗体を作る。のどや鼻の粘膜表面に抗体ができるわけでないので、感染防止効果はない。」

 

重症化を防ぐかどうかについても、大規模な疫学調査はこれまで行われていない。」と述べています。

利権に巻き込まれず、母里さんのように正しいことを言う医師もいます。

 

インフルエンザワクチンは数千億円市場で、利権のために勧められます。

子宮頸がんワクチンの場合は、ワクチン価格がインフルの約10倍なので、2013年6月の勧奨一時中止までは、それ以上にしつこく勧められたという訳です。

 

●インフルエンザワクチンは2回接種で計6000円

●子宮頸がんワクチンは本人負担ではないが、3回接種で約6万円

 

私から言わせれば、原発利権と基本的には変わらないのです。

莫大な利益を得られることには、やたらと耳障りのいいことを言うものです。

 

 

「待って!そのワクチン本当に安全なの?ワクチン接種の危険性とインフルエンザの誇大宣伝の実態」

https://www.youtube.com/watch?v=vP2Jv83WX-w