一瞬、野平一郎かと。 | 音楽家のごはん日記

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音楽家の悩める日常…フエをフキツツ、棒をフリツツ

連休は今年は5/1からとれましたが、6日からは仕事再開。

が、今日は仕事予定が急遽変わったのでオペラシティまでアンサンブルノマドを聴きに出かけました。

今回は木ノ脇道元氏プロデュースによる引用とリミックスの作品。

パユとかガロワもいいけど、木ノ脇道元氏は笛吹きなら聴いておきたい名手です。
とにかく演奏は圧巻。

他の名手もすごい!





中でも平野一郎氏の初演された作品はぶっ飛びました。
エレキギター、打楽器、サックス、コントラバスと女声。
雰囲気的に安部公房と横溝正史を彷彿させるような、60年代風をベースにjazzコンボを思わせるような編成と女声が古謡、反戦歌を思わせるようなシュプレヒコールなどなど、息を飲む暇もないとはこのこと。

あんまりすごくて、鼻血が出るかと。


演奏も作曲もあのくらいぶっ飛んでいないとなあショック!