こんにちは
ongei広報スタッフの(小)です
今日の東京は、雨は降ってはいないのですが、朝からずっと曇っていて暗いです
風も強くて、せっかく満開になった桜も今年は早くにさよならしそうです・・・
さてさて、昨日のブログでも予告していた通り、今日は、
音楽レコーディングスタジオのメンテナンスの詳細をお伝えしますね
数あるメンテナンスの中でも、レア中のレア!
なかなか見ることのできないシーンを写真に撮れましたよ
じゃーん
あ、波多腰先生のメンテ仕様な私服ファッションじゃないですよ!
よく見てくださいっ
SSLのミキシングコンソール(以下:ミキサー)、隙間が出来ているのが分かりますか?
ほら、ほらぁ
ね!丸見えでびっくりでしょう
実はこれ、チャンネルごとのモジュールを一つ一つ外して、お掃除をしているんです
そもそも、ミキサーとはどんなことをする機器なのかと言うと・・・、
多くの音をミックスして(混ぜて)音楽やサウンドトラックを創りあげるための機器です。
このミキサーは40チャンネル。極端なことを言えば、マイクを通しての楽器や音声などを、
40種類同時に音質調整してミックスできるようなっています。
で、そのミキサーのモジュールとは何かと言うと・・・、
ミキサーの1チャンネル分のシステム!とでも言いましょうか・・・、
前述の音質調整のいろいろ(音声信号を増減させたり、ノイズを抑えたり、高/中/低それぞれの音域を調整して音色を変えたり・・・)をするためのシステムの基板のことなんです
業務用のミキシングコンソールは、
本体から外してお掃除ができるようになっていたり、
調子の悪いチャンネルだけ入れ替えて使えたりと、
メンテナンスがしやすいように、このモジュールが1つずづ分解できる構造になっています。
あ、良かった!メンテナンスの話に戻ってくることが出来ました
ongei の音楽レコーディングスタジオにある、SSLのミキシングコンソールは、40チャンネル。
つまり、チャンネルモジュールが40個組み合わされている、ということになります。
と、いうことは
はい!
今回のメンテナンスは、その40モジュールを全て外してお掃除する
というものなのでした
上の写真の基板部分に触れないように優しく掃除機でホコリを吸い取り、
モジュールを抜いた本体の中もきれいにし、操作パネルやツマミの手垢を拭き取り、
長い時間をかけて、ミキサーがピカピカになりました
きっと、新学期からの実習では、良い音を出してくれるのでしょうね
有志で集まってくれた学生のみんな、ありがとうございました
メンテナンスについて勉強できた貴重な時間は、今後の成長に絶対にプラスとなりますよ